Book Meter Reviews

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  読了日：2022/01/10

  今は冬の夜にいる。以前から興味があった詩画集を手にとる。ナディーヌ・リボーは語る、この本質的な詩篇を恐怖の忘却の底に落し込むこと拒否する人々、私たちの常軌を逸した殺人的な文明において読むことのできるこの詩篇を読み続け、なおも人類の行く末を気にかけ、たとえ絶望し、もがき苦しみ、格闘したとしても、「生」の普遍的な意味が打ち棄てられていることに対して、敗北主義者であることを拒否する「人々」に、この本書を捧げると。何処か胸に沁みいる・・自分がいる。

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