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カウボーイビバップのサウンド・トラック(仮)

ローズ・ブリッジ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784866472164
ISBN 10 : 4866472162
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
Series
:

Content Description

「カウボーイビバップ」はアニメ音楽をいかに革新したのか?

放映から25周年を経た今も、その“スペースジャズ”というコンセプトで唯一無二の存在感を放つ本作のサントラについて解説する、初の音楽書。

解説:小室敬幸

菅野よう子の音楽は、いかにしてキャラクターの内面や物語の進行を巧みにサポートしているのか?
渡辺信一郎は、いかにして音楽を視覚的なストーリーテリングと融合させたのか?

北米最大規模のアニメサイトAnime News Networkにも寄稿していた著者が本書のために菅野よう子、渡辺信一郎監督のほか、エミリー・ビンディガー、スティーブ・コンテら、サントラ制作陣を新たに取材。
単なるBGMではなく、物語の一部として機能するサントラの創作術に迫る。


[目次]
イントロダクション 音楽による作劇とは?
1「それ自体が新しいジャンルとなる作品」: 渡辺信一郎が受けた影響とレガシー
2 よせあつめブルース:菅野よう子の音楽を分析する
3「ブラック・ドッグ」のセレナーデ:ビバップ、クラシック・ロック、ジャズスタンダード
4「ジュピター・ジャズ」: ビバップの世界を採譜する
5 See you, Space Cowboy :「カウボーイ・ファンク」と「マッシュルーム・サンバ」における音楽とジャンル・パロディ
6 ジャミング・ウィズ・エドワード(&ジェット&フェイ):キャラクターのテーマ曲
7「堕天使たちのバラッド」: スパイク・スピーゲルの音楽の旅
まとめ You’re Gonna Carry That Weight
解説 アニメ以外の文脈に置き直すことで浮かび上がる『カウボーイビバップ』の旋律 小室敬幸


《著者情報》

ローズ・ブリッジス
デトロイト出身の作家、作曲家、学者。ジョンズ・ホプキンス大学で作曲を学んだ後、ボストン大学で音楽学修士号を、テキサス大学オースティン校でPh.D(博士号)を取得。主な研究対象は映画やテレビのサウンドトラック、日本のポピュラー音楽や映画音楽(特にアニメーション)、1960年代から1980年代のアメリカ/イギリスのポピュラー音楽。大学などで教鞭を執る傍ら、ライターとしてメディアやエンターテイメントに関する記事もインターネットで数多く執筆。日本のアニメとマンガに関する英語のニュースサイトで最もよく読まれているAnime News Networkの定期編集・寄稿者も務めていた。

長尾莉紗 翻訳
早稲田大学政治経済学部卒。翻訳家。訳書に『ROOKIE YEARBOOK TWO』(共訳)、『声をあげて、世界を変えよう!』、『アート・アンド・メイキング・オブ・ブレット・トレイン』(いずれもDU BOOKS)、『マイ・ストーリー』、『約束の地』(ともに共訳、集英社)、『確率思考』(日経BP)、『ディセンダント』(小学館)、『スター・ウォーズ ビジュアル事典 ドロイドの秘密情報』、『スパイダーマン ホームカミング』、『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』(いずれも共訳、講談社)などがある。

小室敬幸 解説
東京音楽大学で作曲を学んだ後、同大学院では音楽学を専攻。修了後は大学の助手と非常勤講師を経て、現在は音楽ライター。クラシック音楽、現代音楽、ジャズ、映画音楽を中心に演奏会やCDの曲目解説、雑誌やWEBメディアにインタビュー記事を執筆。また、現在進行形のジャズを紹介するMOOK『Jazz The New Chapter』にも寄稿している。共著に『聴かずぎらいのための吹奏楽入門』『commmons: schola〈音楽の学校〉vol.18 ピアノへの旅』。

【著者紹介】
ローズ・ブリッジス : デトロイト出身の作家、作曲家、学者。ジョンズ・ホプキンス大学で作曲を学んだ後、ボストン大学で音楽学修士号を、テキサス大学オースティン校でPh.D(博士号)を取得。主な研究対象は映画やテレビのサウンドトラック、日本のポピュラー音楽や映画音楽(特にアニメーション)、1960年代から1980年代のアメリカ/イギリスのポピュラー音楽。大学などで教鞭を執る傍ら、ライターとしてメディアやエンターテイメントに関する記事もインターネットで数多く執筆。日本のアニメとマンガに関する英語のニュースサイトで最もよく読まれているAnime News Networkの定期編集・寄稿者も務めていた

長尾莉紗 : 早稲田大学政治経済学部卒。翻訳家

小室敬幸 : 東京音楽大学で作曲を学んだ後、同大学院では音楽学を専攻。修了後は大学の助手と非常勤講師を経て、現在は音楽ライター。クラシック音楽、現代音楽、ジャズ、映画音楽を中心に演奏会やCDの曲目解説、雑誌やWEBメディアにインタビュー記事を執筆。また、現在進行形のジャズを紹介するMOOK『Jazz The New Chapter』にも寄稿している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 参謀

    デトロイトの作曲家の17年の著書らしい。渡辺信一郎監督は音楽通。「Tank!」は2テイクのみ。セッションの意味。各話タイトルはロック系が多い。フェイの曲はない。後半の楽曲の考察は難しくて…『WOLF'S RAIN』の言及があったのが意外。海外では人気らしい。それなら坂本真綾「cloud 9」(他プロデュース曲も)、「マクロスF」も言及してほしかったな。サントラだけという括りみたいだが、菅野よう子を語るには必須かと…「時空七夕ソニック」 を逃したので、12月のシートベルツのライブが楽しみだ!

  • キュー

    こういう論考本というのは自分に学が無いせいか、そこまで製作者は深く考えて作ってないだろと、とにかく理屈でこじ付けている様にしか思えない事が多いんだけどこの本は書き方が丁寧で分かりやすく、実際インタビューもちゃんとしてるので、ああ、すごい考えて作り込まれているんだというのが理解出来て読んでいて気持ち良さすら感じたかも知れない。違法アップロードについているコメントをも拾っているのは苦笑したな。日本のライターさんなら絶対しないと思うw

  • ヌンサ

    「キャロル&チューズデイ」について言及されていなかったのが意外

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