ローズマリ・サトクリフ

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三つの冠の物語 ヒ-ス、樫、オリ-ブ

ローズマリ・サトクリフ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562036431
ISBN 10 : 4562036435
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2003
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「黒い母」や「ミトラ神」「ゼウス」などの神々が生きていたケルト、ローマ、ギリシアの時空を超えた物語。戦いや対立のさなかに出会う、ふたりの人物の間に生まれる熱い友情の絆を鮮やかに描く。

【著者紹介】
ローズマリ・サトクリフ : 1920〜92年。イギリスを代表する歴史小説家。1959年、すぐれた児童文学にあたえられるカーネギー賞を受賞し、歴史小説家としての地位を確立した。『ともしびをかかげて』や『第九軍団のワシ』(ともに岩波書店)、『ケルトの白馬』(ほるぷ出版)のような児童向け歴史小説のほか、『アーサー王と円卓の騎士』『アーサー王と聖杯の物語』『アーサー王最後の戦い』(以上原書房)などイギリス伝承やギリシア神話の再話、成人向けの歴史小説がある。1975年には大英帝国勲章のOBE、1992年にはCBEが贈られている

山本史郎 : 1954年、和歌山県に生まれる。1978年、東京大学教養学部教養学科卒業。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。専攻はイギリス19世紀文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェルナーの日記

    著者サトクリフの短編作品で”冠”をテーマに3つ短編よって編まれている1冊。第1話は2世紀ころのブリテン島が舞台。ケルト人部族(島ケルト)におけるドルイドによる人身供犠の儀式にまつわる物語。第2話は3〜4世紀のブリテン島におけるピクト人とローマ軍との戦いの物語。第3話は、紀元前の古代ギリシャのオリンピックにまつわる物語。サトクリフの短編作品を読むのは初めてだが、緻密な描写に優れた長編作品とは一味違った切れ味を持つ作品に仕上がっていると思う。

  • 珂音

    アテネとスパルタの少年の間に生まれた友情。願わくば彼等が戦場で合い見える事のないようにと願う。

  • みよちゃん

    サトクリフの短編。割と長編を読んでいたので、それぞれの冠にまつわる話しに、また別のサトクリフを感じた。それぞれ敵だったり、事情があるのにお互いに惹かれ合うが、別の道を行くしかないという、時代や地域などが別にあっても、求めるものはサトクリフの中にも湧いてくるものだろうか?

  • Merlin

    オリンピック。アテネの選手とスパルタの選手では練習が異なる。スパルタは厳しい。スパルタでは勇気をためす儀式があり、獣を支配する神のアルテミス・オルティアの神殿の前で少年たちは打たれ、死にいたることもあるという。アテネのアミュンタスは足をけがしたレオンと競走するにあたり、ゼウス神に「清い心を持たせて下さい」と祈る。レオンに勝ちたいが、けがしたレオンに勝ちたいのでは無いという複雑な状況下で、いかに二人の内面を清く保つか。それが彼らの関係に及ぼす影響も心配の中、その苦難をお互いにどう乗り越えるか。

  • ミス レイン

    短編で地味な物語だけど、独特の面白さがあり、解説まで読まなくても、刹那の友情の連作だということが伝わってきた。「ヒースの花冠」の泉が枯れてまた再生するまでを、人々は神の意志に背いた怒りと捉えるけれど、実際はもっと単純な原因であることが興味深かった。現在であれば科学的調査が入って解決となり、人の生死に関連してくることではないのだろうけど。

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