ローザ・アブレイユ=ランクル

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バニラの歴史 「食」の図書館

ローザ・アブレイユ=ランクル

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562072156
ISBN 10 : 4562072156
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

希少で官能的なスパイス。独特の甘い芳香で、いまも昔も世界中の人々の心をとらえて離さないバニラ。古代メソアメリカで栽培が始まり、香料としてはもちろん媚薬としても使われてきた。バニラの植物学的特徴や、秘められた数々の物語に迫る。レシピ付。

目次 : 序章 香り立つ魅力/ 第1章 生態/ 第2章 歴史と起源/ 第3章 バニラの輸出/ 第4章 現代社会/ 第5章 供給と生産/ 第6章 ポップカルチャー/ 第7章 香りの特徴

【著者紹介】
ローザ・アブレイユ=ランクル : ドミニカ共和国に生まれ、アメリカで育つ。マリオット・インターナショナル、ミレニアム・ホテルズ、ハイゲート・ホテルズ、IHGインターナショナル・ホテルズ等、多国籍ホテル企業の飲食部門で中級および上級管理職の経験を積み、19年以上にわたってホスピタリティ・マネジメントにかかわってきた。現在はニューヨーク市立工科大学、ホスピタリティ・マネジメント学部助教として、ホスピタリティ・マネジメントの展望、ビジネス旅行、観光事業およびダイニングルーム運営について教鞭を執る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • kinkin

    バニラの匂いは知っているが、その実物やどのように育つのか、加工するのかはまったき知らなかった。蘭の一種だということも知った。昔からバニラというのは高く取引していたようだだ。世界中でバニラは人気があってスイーツやお菓子には欠かせない。そしてバニラの意味には別の意味があって音楽、映画、セックスなどにも関係する言葉でもあるようだ・図書館

  • くさてる

    みんな知ってるあの香り。香料が貴重品であり価値あるものだった歴史があることはみな知っていることですが、お腹が膨れるわけでも栄養があるわけでもないのに、そう扱われてきたこと自体がすごいよね。でも、いちどあの香りをかげば、それなしのお菓子の味気無さに耐えられなくなるわけで。この本はそんなバニラの歴史と解説、そしてレシピまでが掲載された一冊です。興味深かったです。

  • 秋良

    世界で2番目に高価なスパイス、バニラの歴史。高級なのに合成香料の普及でバニラが平凡なものの意味合いで使われることになる、その捻れが面白い。たしかにサーティワン行ってあえてバニラ買わないもんな(チョコミン党)。もう一つ、本物のバニラは変わらず高級品なのに、農家は貧困状態というこれは面白くない方の捻れ。一次産業の収入の低さはそこここで問題になってるけど解決にまでは至らない。著者は、それでも人々が本物のバニラを愛しこれからも利用していけば、いつかは解決できるはずだと希望を示している。バニラへの信頼がすごい。

  • kenitirokikuti

    図書館にて。甘い香りのバニラは中米原産の蘭の一種。「バニラ・シード」なる単語があるが、とうぜんながら種としては豆科に非ず。天然では特定の虫が受粉に関わっており、人工授粉法が知られる前はもっと希少であった。1847年、バニラエッセンスの作り方が開発。コカコーラもハーシーのチョコもバニラの香りを使う。戦後、冷凍の発達普及があり、バニラアイスが北米でさらに広まる。北米では、vanillaという語に「ありふれていて退屈」というニュアンスを帯びるほど。いまも合衆国は世界バニラ消費の4割。仏2割、独1割、日3%

  • お抹茶

    アメリカでvanillaは地味や平凡という意味もあるそうだが,バニラは唯一の食べられる蘭で,サフランに次いで世界で二番目に高価なスパイス。どこでどのようにして取れるものなにか知らなったが,けっこうな手間暇をかけて生産されるもので,19世紀後半には主要な香気であるバニリンを生成した合成バニラも誕生。バニラを使った製品が広がった背景には,アメリカを中心にした消費社会の普及・技術の進歩がある。このシリーズの他の本に比べ,バニラを使った料理の紹介は少なめ。

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