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エコシステム・ディスラプション 業界なき時代の新しい競争戦略

ロン・アドナー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784492534540
ISBN 10 : 4492534547
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ボーダレスな世界で勝ち抜くために。従来のディスラプション(破壊)は、業界構造を劇的に変えるものだった。しかし、現在起こっているのは、エコシステム(生態系)を劇的に変えるディスラプションにある。これまでの競争は、ライバル企業と共通の目的を持って競うものであり、はっきりとした勝ち負けが存在した。しかし現在では、異なる目標を掲げ、異なる指標に焦点を当てたライバル同士が競っている。そして、思いもしなかったパートナーと協働し、個々の企業では実現できない方法で価値創造を行っている。本書で紹介するツールや手法は、エコシステムにおける戦略を理解し、表現するための言葉を提供する。それらを自社の文脈に応じて積極的に取り入れれば、大きな力となるだろう。

目次 : 第1章 誤ったゲームでの勝利は、敗北を意味する/ 第2章 エコシステムで防御する/ 第3章 エコシステムで攻撃する―競合の激化から競合の変化へ/ 第4章 エコシステム・ディスラプションのタイミング―遅すぎてもいけないが、それ以上に早すぎてもいけない/ 第5章 「エゴ」システムという罠/ 第6章 重要なのはリーダーシップのマインドセット/ 第7章 理解されてこその戦略

【著者紹介】
ロン・アドナー : ダートマス大学タックビジネススクール教授。1993年クーパーユニオン大学工学部にて修士号、1998年ペンシルバニア大学ウォートンスクールにてPh.D.を取得。INSEAD(欧州経営大学院)准教授などを経て、2012年より現職。専門は経営戦略。INSEADとタックの両校で計7回のベストティーチャー賞を受賞。ストラテジー・インサイト・グループの創業者兼CEOでもあり、スタートアップからフォーチュン500企業まで、戦略コンサルティングを行っている。また、Academy of Management Review、Management Science、Strategic Management Journalなどの編集委員も務める

中川功一 : 経営学者。1982年生まれ。2004年東京大学経済学部卒業。08年同大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士(東京大学)。駒澤大学経営学部講師、大阪大学大学院経済学研究科准教授などを経て独立。現在、株式会社やさしいビジネスラボ代表取締役、オンライン経営スクールAPS学長。専門は経営戦略、イノベーション・マネジメント。「アカデミーの力を社会に」を使命とし、APSを軸に、研修・講演、コンサルティング、書籍や内外のジャーナルへの執筆など、多方面にわたって経営知識の研究・普及に尽力している。YouTubeチャンネル「中川先生のやさしいビジネス研究」では、経営学の基本講義とともに、最新の時事解説のコンテンツを配信している

蓑輪美帆 : 翻訳家。慶應義塾大学文学部卒業、イェール大学スクール・オブ・マネジメント修了(MBA)。外資系広告企業、メーカーなどで経営企画、財務に携わる。金融・経済、ビジネス分野で日英・英日翻訳を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Lin🌙

    かなり良い本でした ・エコシステムとは価値構造である ・誤ったゲームでの勝利は敗北を意味する ・例: コダックはカメラ現像技術の変化を早期に捉えてデジカメや現像写真のクラウド等のデジタル化へと奇跡的な変革を成し遂げた ・技術的にはイノベーションであった  (・価値構造: 撮る→作る(現像)→見る→共有する) ・しかし、スマホで写真データの共有等の価値構造の変化(エコシステムディスラプション)には対応できなかった

  • tetekoguma

    クリステンセンのイノベーションのジレンマの流れを汲む現代的な戦略論であるエコシステム・ディスラプション。モノからコトへ価値が多様化する中、企業が生命的なパートナーシップ(エコシステム)を組み、提供価値を進化させていく戦略と捉えました。

  • susunu1

    コダックはどこで間違えたのか?デジタル化に乗り遅れたのではない。アナログプリントからデジタルプリントへ利益基盤を変化させる難題を乗り切ったが崩壊した。激戦を勝ち抜いたが、間違ったゲームに勝つ、をやってしまった。価値構造が変わる兆候に気づくかは思考実験が重要。例えば規定のパートナーが10倍のパフォーマンスを備えたものを1/10の価格で提供したら自社はどんな影響を受けるか?を考える。単一用途に特化したデジタルフォトフレーム。スマートフォンのスクリーン自体がプリントの代替材となることに気づいていれば。

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