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戦争が町にやってくる

ロマナ・ロマニーシン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784893097095
ISBN 10 : 4893097091
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

美しい町・ロンドで、人びとは花をそだて、風変わりな家をたて、鳥や草木にはなしかけながら、たのしく暮らしていました。ところがある日とつぜん、「戦争」がやってきたのです。「戦争」をしらない町の人びとはおろおろするばかり。町を愛するダーンカ、ジールカ、ファビヤンの3人は、知恵と能力のすべてを使い、ロンドを暗闇からすくいだそうとします。ウクライナの作家が子どもたちに向けて描いた平和と戦争の絵本。愛する町、日常、大切なものが壊されるとき、あなたはどうする?2015年ボローニャラガッツィ賞受賞。

【著者紹介】
金原瑞人 : 翻訳家、法政大学社会学部教授。1954年、岡山県生まれ。児童文学、ヤングアダルト向け作品を中心に精力的に海外文学の紹介を行い、訳書は600冊を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    ウクライナの作家が子どもたちに向けて描いた反戦絵本で、2015年ボローニャ・ラガッツィ賞受賞作ということで読みました。本書の様に戦争が終結すると良いのですが・・・ LOVE&PEACE https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000054216.html

  • アキ

    ヨーロッパでは、赤いヒナゲシは戦闘で命を落とした兵士たちが払った犠牲を象徴するものだそうです。著者のロマナ・ロマニーシンとアンドリー・レシヴは、ウクライナ生まれでリヴィウを拠点に活動中。「目で見てかんじて」「うるさく、しずかに、ひそひそと」など素晴らしい絵本を制作している。本作は2015年に刊行され、ボローニャ・ラガッツィ賞を受賞した。ウクライナの子どもに描いた絵本が、2022年に現実になるなんて。ダーンカの透きとおったからだの心臓にひびが残っても、ジールカの翼にこげあとがついたままでも、ファビヤンの足→

  • けんとまん1007

    戦争というものの正体。それは、ある日、忍び足のようでもあり、突然でもあり、いろいろな顔をしてやってくる。これに対抗するには・・・何が必要なのか。最後は、声・希望があるかどうかなのだろう。また、戦争という2文字を変えることで、当てはまることも多い。あまりに、考えることの多い1冊。

  • とよぽん

    作者はウクライナ人夫妻。原作が描かれたのは2015年。ということは、まだ平和な日常があったのだ。今、どこでどうしていらっしゃるのだろうか。光、花、歌が戦争の闇を消して・・・。黒い花に代わって赤いヒナゲシが咲く。とても象徴的な絵本。

  • はる

    静かで美しい町に突然戦争がやってくる……。作者はウクライナの二人組。出版されたのはロシアの侵攻前だが、まるで暗示しているようで何とも身につまされる。少し抽象的なタッチだが、戦争というものの本質を良く捉えている。「戦争は、だれひとり、みのがしません。」「戦争には心も心臓もないからです。」「残念なことに、すべてをもとにもどすことはできません。」今のウクライナにも、赤いヒナゲシの花が咲き誇る時が来るのだろうか。

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