ロベルト・ハンス・ファン・ヒューリック

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観月の宴

ロベルト・ハンス・ファン・ヒューリック

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150017446
ISBN 10 : 4150017441
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2003
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

中秋節の晩餐会に出席することになったディー判事。だが到着早々、殺人事件が発生した。ゆきずりの強盗の犯行に思われたが、判事の慧眼は事件が計画的な殺人であると見抜く。中秋の名月に捧ぐ、ディー判事の名推理。

【著者紹介】
ロバート・ファン・ヒューリック : 1910年オランダ生まれ。外交官、作家、学者、1964年からは在日大使。西暦630年から700年頃に実在した名宰相狄仁傑を主人公にしたミステリで世界的な人気を誇る。1967年東京にて没

和爾桃子 : 慶応義塾大学文学部中退、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • sin

    三冊目とあるが、発表年代順に読んでいったのでこれが最後、判事のシリーズの終着点として読後、余韻を残す良品といった感じ。これで16冊すべて読み終わったが、もっとたくさん読みたいシリーズであり、基本のミステリーの構成は同じ下敷きだが、それぞれの作品に独自性を感じさせるうまい語り口が魅力的でした。

  • tom

    ヒューリッヒ4作目。いつもながらに面白い。物語は、唐の時代。でも登場する人物たちは、きわめて現代人。このギャップが、これまた面白い。このシリーズ、たくさん出てるから、まだまだ楽しめます。これも嬉しい。

  • spica015

    友人の羅知事の邸宅に招かれ、事件に遭遇する狄判事。今回も優秀な部下たちの出番はないが、タッグを組む羅知事が狄判事とは好対照な人物で、名コンビぶりが楽しめる。無関係な事件が実は裏で繋がっていた、というタイプの謎ではなく、関係あることは解っているけれど、それをどう結び付けていいのか解らないというタイプの謎だろうか。疑わしい人物を宴の出席者の名士3人に絞ったことで、逆に混迷を深めていく。閨秀詩人・幽蘭の存在も事件を惑わせてくれる。謀略とか愛憎とか色々渦巻いて、終盤はかなりドラマチック。

  • くぅ〜ねる

    登録の為に再読。狄(ディー)判事の友人で同僚である羅(ルオ)判事が登場。8人の妻を持ち、ずんぐりむっくりの太鼓腹と云うことで初めはあまり好感は持てなかったが、仕事と気配りは良く出来るようで印象は好転。中々味のあるキャラで楽しかったので再登場を期待したい。羅邸での中秋節の晩餐会に呼ばれた狄が殺人事件に遭遇。捜査を進めていくうちに晩餐会に呼ばれた客人達の中に犯人がいる事がわかり、ストーリーも俄然面白くなった。人間の見栄と底無しの欲望が人を殺める切っ掛けになるなんておぞましい。分相応の生き方が良い。

  • ワット

    証拠の無いままに引っぱって、引っぱって・・・、そしてこんな結末。ディー判事物にしては、ちょっと物足りなかったな。

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