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細菌が人をつくる Tedブックス

ロブ・ナイト

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784255010571
ISBN 10 : 4255010579
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

腸の声を聞こう。10兆個ある人間の細胞より10倍も多い細菌の大コミュニティが、私たちの健康と病気(腸疾患、肥満、アレルギー、喘息、うつ病)、気分や行動の鍵を握っている。他人とは90%違うというヒト常住細菌叢(ヒューマンマイクロバイオータ)の威力がようやくわかってきた。出産方法の影響、話題のプロバイオティクスや抗生物質の服用法まで、この分野の第一線を行く科学者が驚くべき最新の実験結果を紹介しながら、細菌というミクロな隣人と共生する未来を覗き見る。

目次 : 第1章 細菌としての肉体/ 第2章 どのようにして細菌が身体に定着するのか/ 第3章 病気であること、健康であること/ 第4章 腸脳相関/ 第5章 細菌群集をハックする/ 第6章 抗生物質/ 第7章 未来のこと

【著者紹介】
ロブ・ナイト : カリフォルニア大学サンディエゴ校教授(小児科学・コンピュータ科学・工学)、同大マイクロバイオーム・イニシアティブ所長。「アメリカン・ガット(アメリカ人の腸)」プロジェクト、アースマイクロバイオーム・プロジェクトの創設者の1人

ブレンダン・ビューラー : 科学ライター。受賞歴あり。ロブ・ナイトの研究を紹介する文章が『The Best American Science and Nature Writing』2012年版に選ばれた

山田拓司 : 1977年生まれ。東京工業大学生命理工学院准教授、生命情報学者。2006年京都大学理学研究科にて博士号取得。京都大学化学研究所助手、ドイツの欧州分子生物学研究所研究員を歴任。2016年より東京工業大学生命理工学院准教授。専門はコンピュータを用いて遺伝子情報などの生命科学ビッグデータを解析するバイオインフォマティクス。近年はヒト腸内環境ビッグデータを用いて、ヒトと腸内細菌との関わりを明らかにする研究を行なっている。2014年よりヒト腸内細菌解析のための産学連携コンソーシアム「Japanese Consortium for Human Microbiome」を設立し、大学内の研究成果を産業応用につなげる活動を行なっている。2015年には株式会社メタジェンを共同設立、同社取締役副社長CTOを兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • まりお

    細菌と人間の関係については色々と読んでいる。書いてある内容は同じだが、元は講演会で語った内容の編集なだけに初めて手にする人にはうってつけの本である。とても分かりやすくスラスラ読めるので、抗生剤問題とかアレルギーに苦しめられている方にオススメしたい一冊。

  • zoe

    我々人としての99.99%のDNAは隣の人と同じであるけれど、腸内細菌のDNAは10%しか同じじゃない可能性がある。常在細菌を調べれば、個人の歴史が想像できる。また、腸内細菌は、我々の食べた物を消化した結果生じる化学物質を介して、私たちの行動や考え方に影響を与える。食生活を変えると、気分も変わる。以下メモ。4−EPSをマウスに注入すると自閉症と似た症状が現れる。バイオファーム。死体の経時変化観察。プレバイオティクスに明確な定義はない。

  • ともブン

    『ぼくは何でできているの?』とは子供の時の愛読書「くまの子ウーフ」でこぐまくんがお母さんに投げかけた可愛らしい質問だけど、実に99%を細菌が占めていると言われると自分のアイデンティティとは?となってしまう。メンタルや食生活、病気に対する耐性なども細菌に左右されると続くとなおさら。遺伝子操作まで行かずとも自分や家族の人生をよりよいものに変えられる可能性があると知ったら興味を惹かれない人はいないのではないだろうか?この分野の研究スピードは飛躍的だそう。意図的な操作に副産物はないのかななど考えながら読了。

  • とりもり

    面白い。DNAによる多様性以上に、腸内細菌の多様性が様々な病気の原因になっているとは…。でも、アレルギー性疾患の増加と除菌の徹底がほぼ軌道を一にしていることは既知の事実だし、そのことを指摘している書籍も数知れない。ビッグデータの時代に入り、そうした暗黙知が既知化されてくるプロセスをまとめた本と考えると新味はないかも。だとしても、こうした変化は興味深いし、アレルギー持ちとしては期待せずにはいられない。頑張れ細菌! ★★★★★

  • ケニオミ

    同様な内容の本を好んで読んでいます。本書については、何ら新しい情報を得ることができませんでした。要するに時間の無駄でした。しばらくは細菌についての本は読む必要がないかな。

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