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四色問題 新潮文庫

ロビン ウィルソン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784102184615
ISBN 10 : 4102184619
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

四色あればどんな地図でも塗り分けられるか?一見簡単そうだが、どうにも証明できない難問として人々の頭を悩ませ続けた「四色問題」。ルイス・キャロルをはじめ幾多の人物が挑戦しながら失敗。一世紀半後、ふたりの数学者がコンピュータを駆使して解決するが、「これは数学じゃない」と拒絶反応も。天才たちの苦闘の歴史を通じ、世紀の難問が解かれるまでを描く興奮の数学ドラマ。

目次 : 四色問題/ 問題提起/ オイラーの有名な公式/ ケイリーが問題を蘇らせて…/ …ケンプが解いた/ 運の悪い人々/ ダーラムから飛んできた爆弾/ 大西洋を渡って/ 新しい夜明け/ 成功!…/ …けれどもそれは証明なのか?

【著者紹介】
ロビン・ウィルソン : 1943年生れ。オックスフォード大学数学科を卒業後、ペンシルヴァニア大学で数論を研究し、博士号を取得。オックスフォード大学ケブル・カレッジの数学フェロー、英国オープン・ユニヴァーシティの純粋数学科学科長を務める

茂木健一郎 : 1962年、東京生れ。脳科学者/理学博士。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。東京大学理学部、法学部卒業後、同大大学院物理学専攻課程を修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • けいた@読書中はお静かに

    容疑者Xの献身で石神が言った。『四色問題の証明は美しくない』何が美しくないのか?ずっと疑問になっていたことが分かりました。平面上のいかなる地図も、隣接する領域が異なる色になるように塗り分けるには4色あれば十分だということを証明する『四色問題』証明の歴史。数多くの研究者たちが挑み断念してきた問題をコンピュータを使った力技で証明したことで、新しい時代の幕開けを前に恐れを抱いた人が『美しくない』と言ったような印象を受ける。

  • 朗読者

    新兵器レールガン→容疑者X→四色地図、と辿ってここに着きました。どんな地図も四色で塗り分けられるか。簡単そうなのに120年間も数学者たちを退けてきた超難問。無限の組合せから出発して2000弱まで手検討で絞り込み、そこから虱潰しにコンピュータで塗り分け確認した二人の数学者。この証明法がエレガントでないとの批判を受けているという。切ない。しかももうちょい頑張ると約500まで絞り込めるとか、賢くプログラミングすると計算時間をずっと短縮できるとか。ホント切ない。彼らを称賛したいし、鉛筆だけで証明する人も見たい。

  • ちくわん

    2013年12月の本(元は2004年11月)。コンピュータを使った証明が数学世論を二分した四色問題。ギリシャ時代から真っ向勝負でフルオープンの数学の証明。そこにコンピュータプログラムを使うとブラックボックス(バグ、もしくは仕様誤り)が発生しうる。この方法は数学として…。と、いっている端からAI。なぜ平面では四色で足りるのか、その一言が欲しいだけ。茂木さんの訳が違和感なし。訳者あとがきのあとの竹内薫さんの解説、…何か言いたいが別の機会に。私の人生、四色…問題?

  • ネコタ

    2016年1冊目。四色問題の歴史が書かれている。前半は数学的な説明、これは難しい。後半はそれを証明しようとした多くの数学者のお話。不思議の国のアリスのルイス・キャロルも挫折した一人だった。証明はコンピュータによる膨大な時間の計算と膨大な手計算によるものだった。

  • 魚京童!

    Modulo caregul checking, it appears that four colors suffice

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