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ISBN 10 : 4762822329
Content Description
これまで臨床心理学、カウンセリング心理学が扱うとされてきた諸問題に関して、社会心理学がどのようにその理解を助けることができるのか、最新の知見に基づいて検討。学部学生、大学院生向けのテキストとしてだけでなく、この領域で行なわれている重要かつ興味深い研究を、研究者や実践家が概観できるように工夫した。
目次 : 社会心理学と臨床心理学のインターフェイス―歴史と現状/ 第1部 社会―認知プロセス(帰属過程―社会心理学と臨床心理学の統合/ 日常生活の中の自己中心性と対人的問題/ 低自尊心者の社会的比較)/ 第2部 社会生活における自己(自己制御と精神病理/ 恥・罪悪感・嫉妬・妬み―問題をはらむ社会的感情/ 自尊心のソシオメーター理論/ )/ 第3部 対人的プロセス(言い出しがたいことを口にする―自己開示と精神的健康/ 不適応的な印象維持)/ 第4部 個人的関係(ソーシャル・サポートと心理的障害―社会心理学からの洞察/ うまく機能していない関係/ 集団はメンタルヘルスにどんな影響を与えるか:グループ・ダイナミックスと心理的幸福/ 心理‐臨床心理学の過去・現在・未来)
【著者紹介】
ロビン・M・コワルスキ : ウエスタン・キャロライナ大学(ノース・キャロライナ州カラウイー)助教授。ノース・キャロライナ大学グリーンズボロ校から社会心理学博士の学位を得ている。関心領域は、対人不安、健康と病気における社会心理学的要因、ジェンダー、攻撃、嫌悪的な対人行動(特に不平とからかい)。編著に『嫌悪的な対人行動』、共編著に『対人不安』がある。不平に関する研究は国際的にも注目され、NBCの『トゥデイ・ショー』にも登場した
マーク・R・リアリー : ウエイク・フォレスト大学(ノース・キャロライナ州ウインストン‐セイラム)教授。フロリダ大学で社会心理学博士の学位を得た後、デニソン大学およびテキサス大学オースティン校を経て現職。関心領域は社会的動機と感情で、特に自己呈示、対人不安、自尊心を含む過程に関する業績が多い
安藤清志 : 1950年東京都に生まれる。1979年東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。現在、東洋大学社会学部教授(文学博士)
丹野義彦 : 1954年宮城県に生まれる。1981年東京大学大学院人文科学研究科修了。1985年群馬大学大学院医学系研究科修了。現在、東京大学総合文化研究科助教授(医学博士、臨床心理士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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