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全脳エミュレーションの時代・上 人工超知能emが支配する世界の全貌

ロビン・ハンソン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784757103733
ISBN 10 : 4757103735
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

AI進化の先にある未来とは?!「全脳エミュレーション(EM)」とは人間の脳を忠実にスキャンしてつくられる人工超知能のこと。人間を凌駕するかれらはいかなる世界を生み出すのか?

目次 : 第1部 基礎(はじまり/ スタイル/ フレーミング/ 前提/ 実行)/ 第2部 物理(スケール/ インフラ/ 外見/ 情報/ 存在/ 別れ)/ 第3部 経済(労働/ 効率/ 仕事/ ビジネス/ 成長/ ライフサイクル)

【著者紹介】
ロビン・ハンソン : ジョージメイソン大学経済学准教授。オックスフォード大学人類未来研究所研究員。シカゴ大学で物理学と哲学の修士号を取得後、ロッキードとNASAでの9年間人工知能研究に従事。カリフォルニア工科大学にて社会科学博士号取得。経済学、物理学、コンピュータ科学、哲学について60本の学術論文を発表、3000を超える論文に引用されている。ブログOvercomingBias.comは予測市場分野の先駆けとなった

小坂恵理 : 翻訳家。慶應義塾大学文学部英米文学学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • izw

    「エムは、特定の人間の脳をスキャンしてから、脳細胞の特徴や結合をそっくり模倣して構築されるコンピュータモデルで、人間の脳細胞と同じ特徴や結合に基づいて信号処理を行う。」と定義される。エムが実現できるか、いつ実現するかについては諸説あるが、近未来に実現すると仮定して、エムがつくる社会について、物理的な構成、経済、組織、政治、社会、文化など、多方面から微細にわたり、社会的な構造、様態を分析している。過去の事実を調査する研究以上に、未来の想定を記述する研究・学問の方が役に立つという信念で記述された奇書である。

  • roughfractus02

    心=脳と身体の対立という考えを哲学者が口を極めて批判しても紙上の言葉に留まるのは、魂の不滅と肉体の可死性なる心身二元論が、人工知能を代表とする諸技術に受け継がれ、生き延びているからだろう。一方この二元論の技術的実践に対して、では魂の不死性が実現したらどうなるか、と問うのが本書である。個人の脳細胞もシナプスもコンピュータにコピーされるAIが可能なら、この全脳エミュレーション(エム)されたマンマシン・システムが<生きる>世界は今とどう異なるのか? 著者の丹念な想像力は本巻で物理と経済についての予測を展開する。

  • GASHOW

    脳の情報をスマホの機種変更するが如く同期できる生命体がはっせしたらどうなるだろう。我々人類は、ネアンデルタール人のように生き残れ無いかもしれない。

  • 春風

    SFにありがちな脳のアップロードが実現したら社会はどうなるか、淡々と、しかもやたらと詳細に予測した奇書。著者の情熱はいったいどこから来るのかが謎。

  • mocyuto

    人工知能、いわゆる学習データからモデルを作ってそのモデルを適用することでアウトプットを出すという機械学習からでは強いAIはほど遠いが、人間の脳のモデルをそのままコピーすることで人間の脳をエミュレーションした物体(通称エム)ならもっと早く作れるという予想の話。 中盤以降は実際に人間の脳がエミュレーションできた場合に社会はどのように変わるのかということをいろいろな観点から説明している。 倫理的な問題が一番最初に来そうだが、それは下巻なのでもうちょっと読んでみる。

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