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ペナンブラ氏の24時間書店 創元推理文庫

ロビン・スローン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488226039
ISBN 10 : 4488226035
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

客もいないのに終日営業の、風変わりな書店の棚には、世界を揺るがす秘密への扉が隠れていた? 謎の組織が秘す五百年ものの暗号と、グーグル他の最新デジタル技術が「本」を介して交錯する。本好きならば見逃せない、冒険・友情・その他面白要素満載の、爽快エンタテインメント小説。全米図書館協会アレックス賞受賞作&全国大学ビブリオバトル2014チャンプ本!。

【著者紹介】
ロビン・スローン : アメリカの作家。ミシガン州出身。ミシガン州立大学卒業後、ジャーナリスト養成学校やテレビ局等で働く。2004年には情報社会の未来を予想したFlashムービー「EPIC2014」を共同製作して話題を呼んだ。2012年、Webで発表した作品をもとにした『ペナンブラ氏の24時間書店』で作家デビュー

島村浩子 : 津田塾大学学芸学部英文学科卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • sin

    本を愛する者にとって堪らないワードに溢れた作品だが、結果オーライな主人公の他人の信頼に甘えた自己チューな行動にどうにもこうにも腑に落ちない居心地の悪さを感じながら…けれどいつの間にか友人たちに支えられてミッションをクリアしてその先を目指す姿と、ビックデータで解き明かせなかった謎を、それまでに散りばめられた伏線によって、師匠の為に最後のプレゼンテーションで証す場面に共に在る種の達成感を覚えた。含蓄のある不死、ファンタシーに逃げてしまわなかったところがいいね(^v^)v

  • 『よ♪』

    ──ハリポタがググって"賢者の石"をamazonで買う、ようなお伽話── サンフランシスコ、ベイエリアはシリコンバレー。ハッカー、スケーターの育った街。親友はかつてのダンジョンマスター♪ここではヲタクもso cool♪気になるあの娘はグーグラー。真っ赤なチビT。ショートボブ。cuteな顔にNice body♪さえないボクは書店員。どうして本屋が24時間?どうして本屋に秘密がある?おっきなドラマなんて無いけど、ちっちゃな冒険が有る。Happyな体験が有る♪魔法と3Dと友情と。カオスなハイテク・ファンタジー♪

  • 読むきっかけとなったのは2017年に某サイトでの献本に外れてしまって、それを最近になって思い出してやっぱり読みたいなぁと思ったからだ。感想を述べるとしたら「素晴らしい」の一語に尽きる。そして面白い。ミスター・ペナンブラの24時間書店には本棚のあちこちに暗号で書かれた謎の本があり、少数の顧客がそれを借りていくのだ。もし、あなたがその謎を知りたいと思うなら、まずは「ペナンブラ氏の24時間書店」に行くことをお勧めする。きっとあなたの満足する答えが見つかると思うから。。。

  • 南雲吾朗

    500年前からの謎を解き明かしてゆく冒険(?)小説。コンピューターや様々な新しい技術などを使用して謎を解き明かそうと努力するが、結局のところ、人と人の繋がりが一番の武器になる。読んでいてワクワクさせられた。私にとっては非常に面白い本でした。

  • みつ

    「24時間書店」とは何と気を惹く表題、と思いつつ、読み進めるほどによくわからなくなってくる。数百年間未だに読み解けない暗号、電子書籍と紙の本のせめぎ合い、秘密結社、コンピュータによる暗号解読、等々、色々な要素が渾然としつつも自分には「一体」とは思えない。真相は意表をつくものではあったが、そもそも関係者がなぜその謎を解こうと躍起になっているかという肝心なところを読み落としたのかもしれない。中世だけを舞台にしたエーコの『薔薇の名前』の真相に至るまでの流れと比較して、老いた自分には相性が悪かったという他はない。

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