ロバート・p・マージェス

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Books

知財の正義

ロバート・p・マージェス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784326403479
ISBN 10 : 4326403470
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 1 基盤(ロック/ カント/ 分配的正義と知的財産権)/ 2 原理(知的財産法の中層的原理/ 比例性原理)/ 3 諸問題(職業的創作者、企業所有、取引費用/ デジタル時代の財産権/ 開発途上諸国の特許と医薬品/ 結論―財産権の未来)

【著者紹介】
ロバート・P・マージェス : 1959年生まれ。1981年カーネギー・メロン大学卒(歴史学専攻)。1985年イェール大学ロースクールにてJ.D.を取得。1988年コロンビア大学ロースクールにてLL.M.およびJ.S.D.を取得。同年ボストン大学ロースクール准教授。1992年同教授。1995年、カリフォルニア大学バークレー校ロースクール教授。同校のウィルソン・ソンシーニ・グッドリッチ&ロサーティ記念講座教授および法と技術に関するバークレー研究センター(BCLT)共同センター長

山根崇邦 : 2009年北海道大学大学院法学研究科博士後期課程修了(博士(法学))。2016〜2018年カリフォルニア大学バークレー校客員研究員。同志社大学法学部准教授

前田健 (芸人) : 2007年東京大学大学院法学政治学研究科法曹養成専攻専門職学位課程修了(法務博士)。2012〜2014年スタンフォード大学客員研究員。神戸大学大学院法学研究科准教授

泉卓也 : 1999年東京大学大学院理学系研究科修士課程修了(修士(地球惑星物理学))。2007〜2009年ジョージワシントン大学ロースクール留学(2008年LL.M.取得(知的財産))。1999年特許庁入庁。審査官・審判官として、複写機、X線診断機器、遊技機等の審査・審判に従事。2009〜2012年経済産業省通商機構部でTRIPS協定やEPA知財章を担当。NEDOシリコンバレー事務所次長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • やまやま

    教科書的な理解としては、本書で言及されている功利主義=創作インセンティブと義務論的リベラリズム=権利保護は対立概念ではなく、財産権的なものと人格権的なものが知財法規には存在して、並行して運用が図られている実務状況があると考える。その上で、このような法の原理をどう捉えるかを改めて哲学的に整理を進めたのが本書である。哲学の基礎には所有権の考え方を置けば、ロック・カント・ロールズが規範的所有理論として用いられるのはそれほど意外ではない。功利主義との決別は難しいが、判断基準として4つの中層的原理を設けている。

  • Yuki Tsuji

    本書は、UCバークレーロースクールで教鞭をとり、知的財産権法の権威とも言われているロバートPマージェス氏が、知的財産権法の存在意義の正当化に関する試みをまとめたものである。 古典的な所有権の概念についての見解を示す三名の哲学者(ロック、カント、ロールズ)の主張を論拠としているところが、非常に興味深いと感じた。 中でも、逆方向からの主張を同時に取り上げることで、財産権が持つ占有の概念と、それと対峙する立場である集団の公正性との両方の立場から両者の調整を図っている点は読者に納得感を抱かせるものであると感じた。

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