ロバート・m・ヘイゼン

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交響曲第6番「炭素物語」 万物の進化を突き動かす元素(仮)

ロバート・m・ヘイゼン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784759820324
ISBN 10 : 4759820329
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

人類史上、いちばん包括的かつ分野横断的でエキサイティングな研究だ!

目次 : 第1楽章 「土」―深部の炭素(地球誕生の前/ 地球の誕生と進化 ほか)/ 第2楽章 「空気」―旅する炭素(大気ができる前/ 大気の起源 ほか)/ 第3楽章 「火」―暮らしの炭素(素晴らしき材料の世界/ 身のまわりで役に立つもの ほか)/ 第4楽章 「水」―生命の炭素(原始の地球/ 生命起源の謎をさぐる ほか)

【著者紹介】
ロバート・M.ヘイゼン : カーネギー研究所地球物理学研究所深部炭素観測の責任者。ジョージ・メイソン大学のクラレンス・ロビンソン冠教授。1948年ニューヨーク州に生まれる。マサチューセッツ工科大学で地質学のBSとSMを、ハーバード大学で地球科学の博士号を取得、ケンブリッジ大学でNATOポスドクフェローを務めた。鉱物の「ヘイゼナイト」は彼の名にちなむ

渡辺正 : 東京理科大学大学院科学教育研究科嘱託教授。東京大学名誉教授。専門は電気化学、生体機能化学、環境科学、化学教育。1948年鳥取県に生まれる。1976年東京大学大学院工学系研究科工業化学専攻修了(工学博士)。2012年同大学定年退職ののち現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mae.dat

    炭素。有能過ぎ。 楽しい話題、興味深い話が満載ですが、取り分け個人的に感動したのは、ビッグバンで水素、少しのヘリウム、極微量のリチウムが生まれたと説明されますが、この時炭素も生まれているんですって!聞いた事ない。水素の1/4500兆の量。取るに足らなすぎるので、他では言われないのですね。でもそこそこ数があって、我々の身体にはビッグバン由来の炭素が1000兆個程含まれるんですって。浪漫。 6.02×10²³個で12c位なので、10¹⁵は桁違いに少ない質量になりますね。

  • 夜長月🌙新潮部

    原子番号6番、炭素は生命起源の鍵を握ります。なぜ炭素が生命化学の土台になるかと言えば結合肢を4本出すことができ、つまりは電子4個を出し入れできます。化学反応とは電子のやり取りに他なりません。また、鎖状、環状、枝分かれ構造を柔軟に作ることができます。同じ4本の腕を持つケイ素がすぐ酸素と強固に結合してしまうのと大きく異なります。炭素こそ地球はもとより宇宙全体で見ても生命の源と言えます。生命の星の謎が少しずつ解明されつつあります。

  • keroppi

    新聞の書評で読んで。炭素を宇宙の誕生から生命、そして暮らしの中まで、どのように存在し我等に関わっているかを解き明かす。それを交響曲になぞらえて、土、空気、火、水、という4つの楽章で奏でていく。壮大な科学のドラマであり、炭素がいかにかけがえのないものかが分かってくる。さらに、死してもなお、その生命を作っていた炭素は、地球の大気全体に分散し、次の世代へとリサイクルされるという。私も亡き母の炭素原子を何個か吸い込んだだろうか。

  • 読み人

    <図書館本>ここの所読んだ化学系の本に外れが無い。以前読んだ本と関連したり、全くジャンル違いの雑学が拾えたり、読書の醍醐味満喫状態です。

  • takao

    ふむ

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