ロバート・k・マッシー

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エカチェリーナ大帝 下

ロバート・k・マッシー

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560083789
ISBN 10 : 4560083789
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

34年にもおよぶ治世とその功罪とは?芸術・文化に情熱を注ぐ啓蒙君主。ポーランド分割、二度の露土戦争に勝利する独裁者。「愛なしでは生きられない」と次々に寵臣を代える孤独な女。戴冠からその死まで、様々な顔を見せた女帝の真実に、ロシア王朝史の重鎮が迫る!

目次 : 第5部 ロシアの女帝(戴冠/ 政府と教会/ 農奴制 ほか)/ 第6部 ポチョムキンと寵臣制度(ヴァシーリチコフ/ エカチェリーナとポチョムキン―情熱/ ポチョムキンの出世 ほか)/ 第7部 「わが名はエカチェリーナ二世」(エカチェリーナ、パーヴェル、ナターリヤ/ パーヴェル、マリヤ、継承/ ポチョムキン―建設者、そして外交官 ほか)

【著者紹介】
ロバート・K・マッシー : 1929年、米ケンタッキー州生まれ。歴史作家としてのデビュー作はNicholas and Alexandraで、ロシア最後の皇帝ニコライ二世とその妃アレクサンドラの伝記。この作品はベストセラーとなり、ハリウッドで映画化され、アカデミー賞美術賞と衣装デザイン賞を受賞した。その後もロシアのロマノフ王朝に関する著作を発表。1981年にはピョートル大帝の伝記Peter the Great:His Life and Worldでピュリツァー賞(伝記部門)を受賞

北代美和子 : 1953年生まれ。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • MUNEKAZ

    権力への挑戦者として、ある種イノセンスな印象もあった上巻と比べると、皇帝となった下巻は専制君主の傲慢さや人間的な弱さが見え隠れする。寵臣に愛を乞う手紙を送り、息子を帝位の潜在的なライバルとして遠ざける。副題が象徴するように、一人の女性としての陰影が印象的。また啓蒙君主としての面も大きく扱っており、権力者の気まぐれではなく、情熱を持って改革に取り組んでいたことを強調している。ただ女帝は理想家ではなく現実主義の政治家であり、貴族の支持を失うようなことはしなかった。有能な君主故に問題は先送りされたのだ。

  • 星落秋風五丈原

    女帝として統治する間寵臣という名の愛人を持ち続けたエカチェリーナ。いくら富と身分を与えられたとしても所詮飼い殺しで若い男が現れれば捨てられる。そんなにいい身分でもないのでは。但しポチョムキンだけは別格扱い。二人の出会いもドラマティック。

  • デューク

    下巻は皇帝即位から、様々な反乱や困難を乗り越え、「大帝」と呼ばれるまでの生涯を描く。 ピヨートル大帝の遺志を継ぎ、法律を整え、軍隊を鍛えていく。露土戦争やポーランド分割で領土を広げ、外交面で仲裁者として影響力を高め、欧州の強国として地位を固めていくロシア。今に続く大国ロシアの礎を築いたのは、飽くなき南下への欲求のDNAを植え付けたのは、間違いなくエカチェリーナ大帝であった。歴史の中での、ある個人の役割と使命について考えさせられる一冊。おすすめ

  • おばこ

    確かに下巻のほうが面白い。見識を備えたエカチェリーナと嫡男がうまくいかないのは切ない。母の死後のパーヴェルの人生が気になる。エカチェリーナは英国のエリザベス一世とならびたつ人物だそうだ。それにしても、ヨーロッパ史というのもなかなかグロい。

  • 穀雨

    下巻は上巻とは異なり、私生活ではなく皇帝としての公的な側面が中心なので、より興味深く読み進むことができた。当初の比較的リベラルな政治姿勢からの反動が起きた契機を、プガチョフの乱(日本の世界史教科書の通説)ではなくフランス革命に求めている点は新鮮だった。また、息子パーヴェルはけっして有徳とも有能ともいえないにもかかわらず、その嫁はつくづくできた人だなあと思った。

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