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時をとめた少女 ハヤカワ文庫

ロバート・f・ヤング

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150121150
ISBN 10 : 415012115X
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

6月の朝、ロジャーは赤いドレスの背の高い魅力的な女の子と出会った。そして翌朝、彼は青いドレスを着た金色のそばかすの風変わりな女の子に出会った…。時間恋愛SFの名品である表題作をはじめ、いわれのない罪に問われ、百年の人工冬眠の刑に処せられた男とその妻の物語「わが愛はひとつ」、千一夜物語に登場するシェヘラザードに恋した時間旅行員の物語「真鍮の都」ほか、愛と叙情の詩人ヤングの名品全7篇を収録。

【著者紹介】
ロバート・F・ヤング : 1915年ニューヨーク州生まれ。太平洋戦争に従軍した3年半以外は、ほぼ一生を、エリー湖畔にある自宅で妻と共に暮らした。バッファローにある鉄鋼会社につとめるかたわら、40歳近くになってからパートタイム・ライターとして創作を開始。1986年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 徒花

    まあまあ。さまざまなタイプの女性(そういえばみんな主人公は男だった)との恋愛要素を絡めたロマンティックSF短編集。歴史上の人物から宇宙人、木の妖精、果ては「山」と恋に落ちたりする。いろいろご都合主義的なところも多いけど、SFロマンティックファンタジーの王道的な作品である「真鍮の都」がおもしろかった。タイムトラベラーがシェヘラザードと何万年者未来に飛ぶなんてロマンしかない。

  • ゆかーん

    一見すると甘い恋愛小説のような、ドキドキするファンタジーのような、フワフワした雰囲気の話ばかりです。でも油断していると、SFの要素を含んだ不気味でスリリング展開が待ち受けています。特に表題作ににもなっている『時をとめた少女』は、素敵な女の子にとんでもない仕打ちをうけてしまう男性の話でした。甘い罠には棘があるということですね(笑)どこか新井素子さんの作品に似た世界観を感じる、乙女チックな短編SF小説集でした。

  • ニミッツクラス

    17年(平成29年)の税抜820円の青背初版。日本オリジナル4冊目の短編集で7編を収録。ロマンチックSFがウリの著者だからその系統の作品が多く、突出しないが良品揃い。但し表題作と「妖精…」、「真鍮…」は邦訳アンソが出ている。やはり面白い作品は需要があるね…って言うか、それを含む5編はSFMから持ってきた。「わが愛…」「花崗岩…」は初書籍化のお礼を言います。未訳短編の多い著者だが、刊行時点での初訳は巻末の2編のみ。その内の「約束の…」は不時着した宇宙移民船の話。植民星でのパイロットの居場所は…。★★★★☆☆

  • ベルるるる

    以前、いろんな作家の短編集の中にあったヤングの「時が新しかったころ」を読んで、他のも読んでみたくなって手に取った本。ロマンス要素のあるSFファンタジー。

  • 阿部義彦

    ロバート・F・ヤングの短編集。成程グレッグ・イーガンとは対極の抒情派SF、軟弱と言われようと、やはり私にはこっちの方が合うみたいです。噂の『たんぽぽ娘』を読みたくなってしまいました。ここでの7編のうち、私はファンタジー(ハリーポッターなど)が駄目なので唯一「真鍮の都」だけが、魔法とか指輪とか悪魔とかの苦手な語彙続出で読む気が萎えたし感想らしきものも何も浮かびませんでした。悪しからず!表題作、「我が愛はひとつ」「花崗岩の女神」なんかはモロにツボです、堪能しまくりました。表紙も良いです。

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