ロバート・B.パーカー

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ロバート・B.パーカー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784152091406
ISBN 10 : 4152091401
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

女性や子どもを軽んじ辱めるトラブルが発生。軽犯罪に見えた事件は次第にエスカレートし、ジェッシイの身にも魔手が…。男の弱さと熱き警官魂を併せ持つ警察署長ジェッシイ・ストーンが活躍する、シリーズ最新作。

【著者紹介】
ロバート・B・パーカー : 1932年生まれ。ボストン大学でハードボイルド作品に関する論文により博士号を取得。1973年、私立探偵スペンサーが初登場する『ゴッドウルフの行方』で作家デビュー。1976年の『約束の地』でアメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞を受賞し、2002年には同賞の巨匠賞を受賞した。代表作であるスペンサー・シリーズの他、警察署長ジェッシイ・ストーン・シリーズ、女性探偵サニー・ランドル・シリーズ、ウェスタン小説やヤングアダルト向けの単発作品など、精力的に作品を発表し続けた。2010年没

山本博 (書籍) : 1931年生、早稲田大学大学院法律科修了、弁護士・著述業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Kircheis

    ★★★☆☆ ジェッシイ・ストーンシリーズ第8作目。 本作は、女校長の女生徒下着検査から始まり、スワッピングパーティー、覗き魔と性的倒錯者のオンパレード。逆に殺人事件はなく、リアルな警察小説を楽しめた。 それぞれの事件が様々な形で繋がっており、その真相を捜査する過程も面白いのだが、1番の見どころはついにジェンの呪縛を断ち切ったジェッシイの決断。しかし優柔不断な彼のことだから、数年後には結局元の木阿弥になってるような気もする…

  • タナー

    ロバート・B・パーカーが急逝してから12年になる。スペンサーをはじめ、サニー・ランドル、そしてこのジェッシイ・ストーンと、三つのシリーズもの、更にはノン・シリーズもあり、ハードボイルド作家としては実に多くの作品で我々ファンを楽しませてくれた。自分的にはこのジェッシイのシリーズが一番のお気に入りだ。警察署長としての彼の強さ、そして時には優しさを、実に見事に描ききっている。彼の部下であるスーツやモリイも魅力的なキャラだ。今作はシリーズ第9作。勿論再読。男の生きざまを描く傑作ハードボイルド。

  • bapaksejahtera

    ジェシー警察署長物の第8作。原作者9作の残りは1作である。今回はスッキリと読めた。筋は強迫観念に取憑かれたインテリが痴漢行為の果に自滅するという単純なものでこれを取り巻く周辺人物に家父長的に妻を抑圧する夫が複数登場する。キーの人物は彼らではなくむしろこれまで登場した署長配下の女性巡査モリーで、良い味が出ている。この他の人物も読み手には馴染があることから殆ど会話体で進行する。テレビ版で早々姿を消したが小説では煩く登場しジェシー署長に精神抑圧を齎す元妻ジェンを終にジェシーが切る。私には心地よい幕切が堪らぬ。

  • 最後の羅針盤

    「誰かのせい」「誰かのため」ではなく、原因も目的も所詮は自分の中にあるものだ。本当の優しさや寛容さは、それを認めないと抱くことはできないとうことか。

  • tai65

    星4・5

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