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投機バブル根拠なき熱狂 アメリカ株式市場、暴落の必然

ロバート・J・シラー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784478200643
ISBN 10 : 4478200645
Format
Books
Release Date
January/2001
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

暴騰と暴落のメカニズム!FRB議長グリーンスパンの名言を軸に、乱高下する株価の秘密を検証。米国株バブルに警鐘を鳴らし、全米に衝撃を与えた問題作。

目次 : 株価の歴史/ 第1部 株式市場を動かす構造的要因(高騰を促進した一二の要因/ 熱狂の増幅メカニズム―自然発生したポンジー詐欺=ネズミ講)/ 第2部 株式市場を動かす文化的要因(ニュース・メディアの影響/ 「新時代」の経済思考/ 世界的な「新時代」思考とバブル)/ 第3部 株式市場を動かす心理的要因(株式市場の心理的な「アンカー」/ 群衆行動と思考の伝染)/ 第4部 「熱狂」は合理的なものか?(効率的市場、ランダム・ウォーク、バブル/ 投資家は市場から何を学んだか)/ 第5部 行動への提言(自由社会の投機的な市場変動)

【著者紹介】
ロバート・J・シラー : 1946年生まれ。1972年MITで経済学Ph.D.取得。現在、イェール大学経済学部教授。全米経済研究所研究員、ニューヨーク連銀諮問委員会メンバー等も務める。金融理論、マクロ経済学、統計学、行動経済学、計量経済学等を駆使し、広範な言論活動を展開する注目のエコノミスト。本書『Irrational Exuberance』は、刊行直後より主要紙誌で絶賛され全米ベストセラーに。主著は、『Market Volatility』、『Macro Markets』等。後者は1996年度ポール・サミュエルソン賞受賞作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Kiyoshi Utsugi

    タイトルの「根拠なき熱狂」という言葉は、1996年に当時のFRB議長であったアラン・グリースパンが行った演説の中で使われた言葉だそうです。 株価の将来の予測について見解を表明することには尻込みするものなのですが、本書では米国の当時の株価が投機的なバブルであるとし、株価の暴落の危機が迫っていると警告を鳴らしています。 そんなこともあってか、当時のビジネス書のベストセラーになってました。 かたい話が多いので、一日50ページを読むのが精一杯でしたが、他の本と並行しながらなんとか読み終えることが出来ました。😀

  • Kiyoshi Utsugi

    米国で株式市場の調整が本格的に始まる前に株式のバブルについて警告したものなので、センセーションを巻き起こしベストセラーになったものらしい。 また「IRRATIONAL EXUBERANCE」という言葉は、元FRB議長であったアラン・グリーンスパンが1996年の演説で使って有名になった言葉。 この頃の米国の株価高騰は、投機的なバルブとし、株価の暴落が迫っていると警告を発したものになります。 ちょっと難解なところもあったのですが、なんとか読み終えることができました❗😀

  • jj

    01年刊。13年ノーベル経済学賞受賞イエール大教授シラー。初期の代表著作。その後のアカロフとの行動経済学の共著の礎となる。所謂バブルの要因分析、市場の熱狂伝染メカニズム、市場の心理、効率性、ランダムウォーカーなど説明。バブル対策として、トービンやサマーズの提言を引用しているのが印象的。蛇足だが、翻訳者が過去問題を起こした植草氏。これは、驚きと人生何があるか分からないといったことを思い巡らすこととなった。

  • Kazuo

    「株価は本質的に、株式を売買する何百万もの投資家の心の中で形成される。株式市場での価格決定に関しては、厳密な科学など何もない」。読んで良かった。良くできた解析だ。

  • Junichi Wada

    「2000年のITバブル崩壊」を予言したとされるシラー先生の著書。確かに当時の株価の高騰をファンダメンタルズを元に説明されていて説得力はある。ただ、後半については、行動ファイナンス的で、蛇足のように感じる。しかし、米国マーケットの1881年から100年を超えるPERとリターンとの関係(低PERの時がその後のリターンは良くなる)、各国の5年の騰落記録による検証(5年上がれば5年下がる)などは示唆に富んだ研究である。

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