ロバート・ルイス・スティーヴンソン

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宝島 愛蔵版世界の名作絵本

ロバート・ルイス・スティーヴンソン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784338260053
ISBN 10 : 433826005X
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

12月のある夕べ、ひとりの女性灯台守が砂浜に打ちあげられた1冊の古い本を見つける。表紙の金文字はほとんど消え、本文はかびだらけで読めなかった。しかし挿絵のページだけはどうにか残っていた…突然、絵はつぎつぎに動きだす。そして、作品の中の人物たちが、灯台守の若い女性に、信じられないような話を語りはじめるではないか!頬に刀傷のあるビリー・ボーンズ、トレローニ卿、ベン・ガン、勇敢な見習い水夫のジム・ホーキンズ、松葉杖の海賊のっぽのジョン・シルヴァー、その全員が、あの残忍なフリント船長の宝を発見することを夢見ていた…。

【著者紹介】
ロバート・ルイス・スティーヴンソン : 1850‐1894。イギリスの小説家、詩人。スコットランドのエディンバラに生まれた。『宝島』『ジキル博士とハイド氏』などが代表作

クレール・ユバック : フランスの作家。ソルボンヌ大学で比較文学を専攻。出版社勤務の後、95年頃から児童文学執筆を始める。代表作は『サラスヴァティの道』(フランス作家協会大賞、児童文学部門)など。幼稚園児から大人までの文学ワークショップでも活躍

フランソワ・ロカ : 1971年生まれ。フランスの挿絵画家。ENSAP(パリ)、エミール・コール校(リヨン)で美術を学ぶ。96年頃から児童書の挿絵を手がけ、ソルシエール賞、クレチアン・ド・トロワ賞など数々の賞を受賞

藤本朝巳 : 青山学院大学文学部英米文学科卒業。2007年度ケンブリッジ、アングリア・ラスキン大学客員研究員。日本イギリス児童文学会事務局長。現在フェリス女学院大学文学部教授

横山安由美 : 東京大学文学部フランス語フランス文学専修課程卒業。日本フランス語フランス文学会会員。現在フェリス女学院大学国際交流学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 帽子を編みます

    スティーヴンソン『宝島』からインスパイアされた絵本です。暗い色調の迫力ある挿し絵、登場人物たちが現れ一晩ずつ冒険を語るという趣向。主人公は女性の灯台守、古いトランクの中のボロボロの本は宝島、夜になると現れる登場人物たち、フリント船長のお宝をめぐる冒険活劇。面白そうなのに気分がのりませんでした。やっぱり元の本で活字を追いかけるのが好きです。でもグラーヴワイン、タルト・タタン、コンテチーズなど出てくる小物は洒落ています。嵐が続く灯台という舞台設定もR.L.S.ファンにはたまりませんね。

  • キジネコ

    「海賊なんて みんな同じなのよ。ミルクのかわりに ラムを飲んで育った 子ども・・・」そう云えばワンピースも、カリブの海賊たちも、ジブリの空賊たちも どこか憎めない子ども達? 灯台守の女性が岸辺に流れ着いた荷箱の中から朽ちかけた本を見つけます。書かれてる本文は殆ど解読不能なのだけど 開くと挿絵の海賊が 背後の闇から現れて一杯のラム酒と交換に物語を始めます。ご存じ「宝島」の翻案、絵本バージョン。笑いを誘うオチも用意されて楽しめますが、少し物足りない。エピソードの選び方が単調な気が・・・(^^ゞゴメンナサイ

  • 小夜風

    【図書館】海賊といえば「パイレーツ・オブ・カリビアン」が浮かんでしまう(笑)。あの荒くれ者たちの世界観そのままでした。こんな思いをしてまで宝はいらないな〜(苦笑)。カビだらけで読めない本の、挿し絵の人物が出てきて、お話を語ってくれる構成は面白かったです。

  • ぬぬ

    原作は主人公のジム少年の語りで展開されているが、こちらの語り手は女性。彼女がある日砂場に流れ着いたトランクから1冊の本を見つけ持ち帰り捲っていると、物語の登場人物が入れ代わり立ち替わり現れるというもの。最初に登場するのはビリー・ボーンズ。宝島の地図をもたらした元海賊。この荒くれ男が『宝島』を語りだす。次に地元の紳士トレローニ、続いて3年間も島に置き去りにされた哀れな男ベン・ガン。そして主人公のジム。最後にのっぽで片足海賊の悪党、ジョン・シルヴァーが物語の結末を語りあるものを置き去りにして物語の世界へ戻る。

  • Cinejazz

    12月のある夕暮れのこと、灯台守をしている女性(クレ-ル・ユバック・ド・ボリバ-ジュ)が砂浜に流れ着いたトランクを拾い上げ、1冊の古い本を見つけます。 ロバ−ト・ルイス・(判読不明)が書いた『宝島』という挿絵のある本でした。 彼女が本のページをめくると、絵の中の人物(頬に刀傷のある18世紀の荒っぽい船乗り)が部屋の暖炉の前に現れて、海賊の宝を隠した地図の話を語り始めるのでした・・・。イギリス人作家R.L.スティ−ヴンソンの原作を迫力ある挿画とともに再構成された名作絵本シリ−ズの一冊です。

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