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アマチュア 新潮文庫

ロバート・リテル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784102201060
ISBN 10 : 4102201068
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

アメリカ中央情報局の最高機密機関に属し、暗号の作成と解読に従事するチャーリー・ヘラー。シェイクスピア劇を愛する彼の平穏な日常は突然終わった。婚約者のサラがテロリストに殺されたのだ。「ぼくの生命を救う唯一のもの、それは奴らの死」。ヘラーは持ち慣れぬ武器を手に復讐を誓う。殺しの能力ゼロの「アマチュア」は、果たして引き金を引けるのか。『チャーリー・ヘラーの復讐』改題。

【著者紹介】
ロバート・リテル : 1935年、ニューヨーク生れ。「ニューズウィーク」の記者として活躍後、執筆活動に入る。デビュー作の『The Defection of A.J.Lewinter』でゴールド・ダガー賞を受賞。スパイ小説を多く手がける

北村太郎 : 1922‐1992。東京生れ。’47年鮎川信夫らと「荒地」を創刊。’49年東京大学仏文科卒業後、朝日新聞社に勤務。’84年『犬の時代』で芸術選奨、’86年『笑いの成功』で歴程賞、’89年『港の人』で読売文学賞詩歌俳句賞を受賞。翻訳家としても活躍した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ケンイチミズバ

    テロリストだから殺してもいい。ユダヤは正しくて正義がある。娘の父であり、かつてのアウシュビッツ生存者が若者に復讐を示唆することに呆れる。パレスチナ人の解放を求め大使館を占拠したグループの一人に正直にユダヤ人であることを明かした米国籍の女性は他の人質のために最初の犠牲者になった。博愛主義を感じる女性は若者の婚約者。西ドイツ政府は犯人側を甘く見た。どうせブラフだろうとの判断がこの物語をスタートさせる。が、ハリウッドが世界にユダヤの正しさを刷り込みした作品の典型。キャラクターに工夫が凝らされているだけまだまし。

  • タツ フカガワ

    東西ドイツが分断していた1972年、ミュンヘンの米総領事館をテロリスト3人が襲い、一人のアメリカ人女性が犠牲に。その女性の婚約者でCIA勤務のヘラーはテロリストへの報復を誓うが、如何せん彼は暗号作成と解読が専門の職員。が、ヘラーは諦めない。アマチュアの暗殺者と化したヘラーはチェコスロヴァキアで行動を開始し、やがてテロ事件の意外な真相を知る。42年ぶりの復刊のようで、翻訳に少々時代を感じさせるところもありますが、冒頭の献辞や「はじめに」から始まる遊び心に富む仕掛けが作中にもあって、大変面白く読み終えました。

  • bapaksejahtera

    リテルは「スリーパーに・・」「ルウィンターの亡命」の後、間が空いた。ルカレの高踏やフリーマントルの深刻はなく、緻密な構成もないが、軽味とユーモアで読み易い。西ドイツで過激派による占拠事件。米国人女性が見せしめで殺される。この婚約者でCIAの暗号技術者の青年が、組織の制止を無視して復讐の挙に出るが、実に本事件の裏には、というのが味噌で、主人公は犯人の潜むチェコスロバキアに密かに渡るが、その途中でCIAから執拗な妨害行為を受ける序盤。行く先々で無辜の人々を犠牲にしていく事や幸運の連続は気になるが快作ではある。

  • たぁ。

    映画化!想像の映像が流れ続け、手に汗握って読み続けました。 あーおもしろかった!!!

  • 160/160

    なんだか古くさいってか、リズムの悪さを所々感じるね。復讐シーンは映画的すぎて(画が浮かび過ぎて)ちょっと笑う。でも悪く無いです。

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