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ISBN 10 : 4150505624
Content Description
食べすぎて、憎しみあって、浮気して…進化心理学が明かしたヒトの(困った)本性を乗り越えるための理論と実践、それこそが仏教に他ならない。認知バイアス研究のはるか以前から、仏教は「無我」や「空」の概念で自己と世界のありようを正しくとらえてきたのだ。マインドフルネス瞑想が私たちの脳にもたらす驚くべき変容から「悟り」の境地までを科学的に裏づける、知的興奮に満ちた全米ベストセラー。
目次 : 赤い薬を飲む/ マインドフルネスへの道/ 感覚が錯覚なのはどんなときか/ なぜ瞑想するか―デフォルト・モード・ネットワークを黙らせる/ 無我なるもの/ 行方不明のCEO/ 人生を振りまわす心のモジュール/ 思考はどのようにみずからを思考するか/ 自制/ 無色との出会い/ 空のよい面/ 雑草のない世界/ すべては(多くても)一つ?/ こんにちは、ニルヴァーナ/ 悟りとはどんな境地か/ なぜ今、仏教なのか
【著者紹介】
ロバート・ライト : 進化心理学を専門とする科学ジャーナリスト。『ニューヨーク・タイムズ』紙や『タイム』誌、『ワイアード』誌などに寄稿する。テキサスクリスチャン大学で学んだ後、プリンストン大学で社会生物学を学ぶ。1986年に全米雑誌賞(エッセイ・批評部門)を受賞。著書に、『ニューヨーク・タイムズ』紙の年間ベストブックに選出された『モラル・アニマル』など多数。ペンシルヴェニア大学で心理学の、プリンストン大学で宗教学の教鞭をとり、現在はユニオン神学校の客員教授を務める
熊谷淳子 : 大阪教育大学卒、コロラド大学大学院で修士号取得。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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