ロバート・マクファーレン

Individuals/organizations Page

Books

クライミング・マインド 山への情熱の歴史

ロバート・マクファーレン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480837301
ISBN 10 : 4480837302
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

なぜこれほど多くの人が命をかけて山に登るのか? 山に対する認識の変遷をたどり、人びとが山をどのように捉えていたのかをつぶさに見つめるクライマーの精神史

【著者紹介】
ロバート・マクファーレン : 1976年イギリス、ノッティンガムシャー生まれ。作家、ケンブリッジ大学英文学科教授。風景・自然・場所・言語・文学等についての著作が多数あり、国際的にも多くの賞を受賞し、ひろく翻訳されている。本書(原題Mountains of the Mind)は、ガーディアン・ファースト・ブック賞、サマセット・モーム賞、サンデー・タイムズ紙年間最優秀若手作家賞を受賞

東辻賢治郎 : 1978年生まれ。翻訳家、建築・都市史研究。関心領域は西欧初期近代の技術史と建築史、および地図(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • R

    西洋における山男の歴史を追った本。いわゆる「そこに山があるから」の語源ともなった人物もだが、西洋人における山という存在が認識され、意識され、やがて崇敬されるようになる道程と文化の変遷、その功罪が様々に語られていて面白かった。自分が山男ではないので、もう一つノリ切れなかったんだが、登山を愛する人なら、紹介されている山で死ぬことを厭わぬ人々の気持ちがわかるんだろうかと思いつつ読んだ。西洋的マチズモと相関があるというのは面白い指摘だった。

  • やっちゃん

    いかに人類が山、自然に向き合ってきたという登山史だった。ありのままの自然が神格化されていた時代から、神の試練と捉えてピークを目指す、テラインコグニタ。この流れでウェストンが日本に来るのも納得できた。逆に冒険心を煽られるようなアツさはない、教科書のような本。

  • はやたろう

    山の存在は古くから人を惹きつけてきた。特に西洋人が山を目指す、考えや、苦難の道のりを描いている。

  • NorthVillageHRE

    西洋における「山」の受容史といった趣。著者自身の体験も混じえつつ、かつては恐ろしく忌避するべき場所だった山が、崇高でで人を惹きつけてやまない場所へと変化していく軌跡を描く。この歴史の到達点がマロリーによるエベレストへの挑戦。 ・バーク理論の中核・・・崇高な景観は恐怖を伴うが、身近に迫りすぎない限りは恐怖は喜びをもたらす(p.98) ・登山が証明する「男らしさ」は20cのマチズモにも繋がる、すぐれてヴィクトリア朝的な理念。初登頂は一種の処女性の喪失。イギリス帝国主義のひとつの発露が奥地への探検だった

  • Go Extreme

    登山の魅力:山の美しさ 恐怖体験 内面変化 自己認識 精神的成長 畏敬の念 異次元感覚 恐怖と魅力 文化的背景:ロマン主義 地質学的探求 化石熱 登山文化 文学と山 神話的象徴 探検史 地図の進化 自然と地質:氷河形成 流動と滑動 地形変化 気候変動 海面上昇 水資源変動 生態系影響 石の書物 登山体験:危険地形 スノープリッジ 高山病 凍傷 虚無感 協力と絆 判断力喪失 遭難事故 エヴェレスト:マロリー初挑戦 ヒラリー登頂 登山史の転換点 エヴェレスト神話 持続可能性 登山倫理 文化的意義 自己超越

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items