Product Details
ISBN 10 : 456207146X
Content Description
戦争や内乱は人命だけでなく、その土地の建築物や文化財も破壊していく。それは歴史的価値や美的価値を損なうだけでなく、民族や共同体自体を消し去る行為だった。からくも破壊を免れた廃墟が語るものとは。建築物の記憶を辿る。
目次 : 第1章 はじめに 建築と記憶の敵―建築物は永久には存在しない/ 第2章 文化浄化 誰がアルメニア人をおぼえている?―モスタルの橋、「水晶の夜」、各地に根付いたモスクやシナゴーグ/ 第3章 テロリズム 士気阻喪、メッセージ発信、プロパガンダの手段―世界貿易センタービル、IRAの活動、第二次世界大戦下の無差別爆撃/ 第4章 征服と革命―踏みつけにされるユダヤ人、消されゆくチベット、エルサレム問題、文化大革命、バーミヤンの仏像破壊/ 第5章 壁と隣人 分断の破滅的帰結―ベルファスト、ベルリン、イスラエル、キプロス、民族や宗教ごとの居住地制限/ 第6章 記憶と警告1 再建と記念―破壊された建築の再建は、誰にとっての真実であり、誰のための記憶なのか/ 第7章 記憶と警告2 保護と訴追―文化財を保護するために何をすべきか、破壊の責任を誰に問うのか
【著者紹介】
ロバート・ベヴァン : ジャーナリスト、作家、遺産主導の復元コンサルタント。イギリスの全国紙や世界各国の出版物に建築評論を寄稿している。ロンドン在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
K.C.
読了日:2023/05/20
Go Extreme
読了日:2022/07/05
takao
読了日:2022/07/05
和泉花
読了日:2022/06/17
せらーらー
読了日:2022/08/25
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

