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ISBN 10 : 4296113577
Content Description
経済の不確実性をめぐり思索を重ね、マクロ経済学を生んだ20世紀の最も偉大な経済学者、ケインズ。ギャンブラーでもあり、実務能力に長け、時代を見抜く先見性にすぐれたケインズは、第二次世界大戦と戦後の経済構想にどう関わっていったのか。下巻では、不況の理論的解明、『一般理論』の完成、理論の政策への応用、「ケインズ革命」、ニューディールとの関わり、病魔との闘い、第二次世界大戦と戦費調達問題への対応、大蔵省への復帰、ブレトンウッズ協定につながる戦後の経済秩序の構想、難航をきわめた戦時下での対米金融交渉、そして、心労を重ね死に至るまでの後半生を描く。
目次 : 第6部 救済する経済学者(型破りな経済学者の肖像/ 実務に長けた予言者 ほか)/ 第7部 戦費調達(療養生活/ 戦時中の中道思想 ほか)/ 第8部 前回よりうまく(ケインズの新秩序/ ハリー・デクスター.ホワイトという奇妙な人物 ほか)/ 第9部 最後の闘い(誘惑/ 金融ダンケルク ほか)/ 終章 ケインズの遺産
【著者紹介】
ロバート・スキデルスキー : 英ウォーリック大学政治経済学名誉教授。英歴史学、経済学アカデミー・フェロー。ケインズ研究の第一人者。3巻本からなるケインズの伝記(1983、1992、2000)を執筆。英議会上院議員を歴任
村井章子 : 翻訳者。上智大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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