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ぼくの心の闇の声

ロバート・コーミア

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784198606596
ISBN 10 : 4198606595
Format
Books
Release Date
February/1997
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
原田勝 ,  

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Yuichiro Komiya

    今から思うとなんであんなことをやったんだろうと思えるような、本当に時間を止めて巻き戻したいところだが、どうしようもないので、忘れるしか仕方がない過去の行いとかあると思うが、読んでいてそれを思い出した。

  • かつみす

    児童書ジャンルに入っているけど、どんな年代の人が読んでも心に刺さるものがあるはず。第二次大戦が終わって日が浅い時期の米国。11歳の少年は、心に傷を負ったユダヤ人男性と知り合う。この男性が丹精込めて創る〈消されてしまった生まれ故郷〉の模型に魅せられる少年。だが、アルバイト先の食料品店主は差別的な人物で、模型を壊すよう言葉巧みにそそのかす・・・。ハッピーエンドにならないけれど、最後の少年の決意で救われた気持ちになった。人の心の暗部に目を凝らす小説作りは、作者がカトリック信者であることとも関係しているだろうか。

  • みゅうの母

    11歳の少年ヘンリーが邪悪な大人に象徴される不条理な世界に対峙する物語。コーミアの作品は救いがないと聞かされていたので恐る恐る読んだけれど、ほのかな希望が感じられてよかった。ちょっと長めの短編という感じのボリューム感も若い読者向き。

  • のんたろう

    まっすぐな11歳の少年が初めて出会う悪意。その真意に気づいた時の衝撃。一度はその悪意にからめとられた少年が、自分自身の良心の最後のとりでを守る。親はみな、わが子にはこのような悪意に満ちたものには出会わずに過ごして欲しいと願うと思うが、きっとそうはいかないのだ。そんなとき、この少年ヘンリーのように自分のとりでを守る強さを持ちますように。訳者のあとがきも、子供たちへの思いがあふれていてよかった。

  • メイプルウィロー

    家族を襲った不幸にもめげずに健気に生きる少年ヘンリー。なのに、思いもかけないところで、悪というものにつかまりそうになる。それも日常生活に潜んでいる悪に。ここに出てくる大人たちのさまざまな心の闇にヘンリーがどう向き合っていくのか。一気に読んでしまった。

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