Product Details
ISBN 10 : 477911859X
Content Description
マーガレット・アトウッド、マイケル・オンダーチェらを擁する現代カナダ文学の本質を、物語るように、詠うように論じた異色の文学論。カナダのプレーリー(平原)地方を代表する作家ロバート・クロウチ、初の日本語版。
目次 : アメリカ発見の瞬間は続いている/ 統一性としての不統一―カナダ的戦略/ 空隙を朗唱する/ 無名が私の名前である/ カナダ作家とアメリカ文学の伝統/ 隠されているものをあらわにする/ ナショナリズムを越えて―プロローグ/ プレーリー小説における女性恐怖―空間のエロティクス/ 沈黙の文法/ カーニバルと暴力〔ほか〕
【著者紹介】
ロバート・クロウチ : 1927‐2011。20世紀カナダ文学を代表する小説家・詩人のひとり。西部三部作と呼ばれる『わが怒号する声』、『種馬男』(カナダ総督文学賞受賞)、『インディアンになって』などの小説の他、詩や評論も手がけるなど多彩な活動を展開。大学教授や編集者としても活躍
久野幸子 : 愛知淑徳大学文学部英文学科教授。1970年大阪大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。1986年から1年間、英国ケンブリッジ大学にて客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .
