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容疑者 創元推理文庫

ロバート・クレイス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488115050
ISBN 10 : 4488115055
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ロス市警の刑事スコットは相棒とパトロール中、銃撃事件に遭遇する。銃弾はふたりを襲い、相棒は死亡、スコットも重傷を負った。事件から九カ月半、犯人はいまだに捕まっていない。警備中隊へ配属となったスコットはそこで新たな相棒―スコットと同様に、大切な相棒を失ったシェパード、マギー―に出会った。アメリカ探偵作家クラブの生涯功労賞を受賞した著者の大作登場。

【著者紹介】
ロバート・クレイス : アメリカ、ルイジアナ州出身。テレビドラマの脚本家としてキャリアをスタートし、1987年、『モンキーズ・レインコート』で小説家デビュー。同作でアンソニー賞及び、マカヴィティ賞を受賞する。2010年には、MWAより生涯功労賞を贈られている

高橋恭美子 : 関西外国語大学外国学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 小梅

    読み終わって改めて表紙を観ると、見つめ合ってる姿がグッとくる。相棒を亡くした刑事とハンドラーを亡くした軍用犬。お互いに忘れる事が出来ない悲しみと苦痛を少しずつ克服していく。続編も読みたいです。

  • chiru

    異国で狙撃され、相棒を亡くした軍用犬マギー。事件に巻き込まれ、相棒を亡くしたスコット刑事。大切な人を失った“一人と一匹”の再生の物語。すでに息のない相棒のそばから離れようとしないマギーのエピソードで、すでに泣いてしまう。心も体も深い傷を負った“ふたり”は、新しい相棒と試練を乗り越え、絆を深めていく。犯人と対峙するシーンは『“ふたり”とも死なないで!』と思わず叫んでしまいそうに。目には見えない『信頼』こそが人を強くし優しくする。そんな励ましをもらえる一作。 ★4

  • Panzer Leader

    共に相棒を失った警官と警察犬の繋がりと再生の物語。ミステリーとしてはどうという事のない話だけど、マギー視点の思考・行動がひとつひとつ愛おしい。ああ、また犬が飼いたくなってしまう、危ない危ない。次作を読む前にコール&パイクシリーズを読むかどうか思案中。

  • yumiko

    大切なパートナーを亡くした一人と一匹。心と体に深い傷を抱えた彼らが、再び新たな相棒として出会う…。 正直なところミステリーとしての面白さは普通。でも傷ついた彼らが次第に心を寄り添わせ、お互いにかけがえのない存在になっていく過程にすごく心が揺さぶられる。そして優秀なジャーマンシェパード、マギーの健気さ愛らしさといったら!文字通り全身でパートナーの心を感じ取ろうとする姿に胸きゅん。きっと犬たちはこんな風に豊かに世界を感じ取っているのだろうな。強い絆で結ばれた彼らにはまた続編で会えるらしい。楽しみ♪

  • stobe1904

    アフガン戦争に従軍して深い傷を負いハンドラーを失った軍用犬マギーと、銃撃戦でパートナーを失い、自身も負傷した警官がチームとなり自身を襲撃した犯人を追いつめていく。全編を通じて深い傷をおった犬と人間がお互いを必要としながら立ち直っていく姿が心温まるトーンで丹念に描かれている。想定された着地点に落ち着くが、ほっとあたたかい読後感を残してくれる。動物好きな方におすすめ。★★★★☆

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