ロバート・キャンベル

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よむうつわ。 下 茶の湯の名品から手ほどく日本の文化

ロバート・キャンベル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784473045140
ISBN 10 : 4473045145
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2022
Japan

Content Description

まるで、ギャラリートークのような。対話だからこそ、読み取れることがある。上下巻計50作超、すべて撮り下ろし。日本の至宝を収めるミュージアムを巡る旅の集大成。

目次 : 第5章 景色を回遊する(基底から中世文学の薫り漂う「光悦蒔絵」の世界 伝本阿弥光悦作 樵夫蒔絵硯箱/ 「仁清黒」、轆轤の名手ならではの薄造り、斬新な意匠 色絵金銀菱文重茶碗 ほか)/ 第6章 ゆさぶられる(「坊主の姿でいるけれど、中は宇宙で遊んでいるよ」 一休宗純筆 初祖菩提達磨大師/ もとは茶碗ではなかった、松平不昧愛蔵の大名物 割高台茶碗 長束割高台 ほか)/ 第7章 零れ伝わる声(切られ、破れ、伝説となった 虚堂智愚筆 法語(破れ虚堂)/ 後世の手本となった古筆切 伝 小野道風筆 継色紙 ほか)/ 第8章 侘びを感じる(丁寧に作られた「穏やかな」一碗 大井戸茶碗 有楽井戸/ 数多の茶人に愛された、「柿の蔕」随一の名碗 柿の蔕茶碗 銘 毘沙門堂 ほか)

【著者紹介】
ロバート・キャンベル : ニューヨーク市生まれ。日本文学研究者。早稲田大学特命教授。早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)顧問。国文学研究資料館前館長。東京大学名誉教授。近世・近代日本文学が専門で、とくに19世紀(江戸後期〜明治前半)の漢文学と、それに繋がる文芸ジャンル、芸術、メディア、思想などに関心を寄せている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • たかこ

    上巻続いて。本当に、キャンベル先生の「物を見る眼差し」の素晴らしさ。樂直入さんがキャンベル先生に仰った「佇まい」、こんなあいまいな日本語表現がぴったりでお人柄に現れている。茶道具は使われてこそ輝く、やきものを手に取る魅力は、日本ならでは。触覚に対して日本人の感性は高い。初めに価値を見出した人、使った人、遺した人、それらの想いを受け継ぎ後世に伝えること、茶道家の端くれとして関わっていきたい。それにしても素晴らしいお道具の数々、展示会があったら足を運び、手には取れなくても自分の目で見よう。

  • takao

    ふむ

  • analjustice

    破袋イイですよね。

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