ロバート・カニーゲル

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メンター・チェーン ノーベル賞科学者の師弟の絆

ロバート・カニーゲル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784875025238
ISBN 10 : 4875025238
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Content Description

一握りのトップ・サイエンティストたちが、他よりも多くの発見をし、論文を発表し、栄誉を獲得していくのはなぜか。そこには世襲ともいうべき師弟の連鎖、「メンター・チェーン」が存在していた!NIH(米国国立衛生研究所)とジョンズ・ホプキンス大学における薬理学・神経科学のメンター・チェーンは、のちにノーベル賞/ラスカー賞受賞者を輩出した。メンターから弟子が受け継ぐものはいったい何なのか。師弟間で繰り広げられる研究成果の争奪、女性研究者をめぐる激しい葛藤など、生々しい人間ドラマを浮き彫りにした、傑作サイエンス・ノンフィクション。

目次 : ノーベル賞受賞者/ 戦時の緊急事態/ 新薬理学の誕生/ メンターの励まし/ NIHビルディング3/ メンターからの独立/ アクセルロッドの研究室/ 黄金時代/ ジョンズ・ホプキンス/ オピエート受容体/ ラスカー賞騒動/ メンター・チェーン/ 一九八五年/ エピローグ・一九九三年

【著者紹介】
ロバート・カニーゲル : サイエンス・ライター/ノンフィクション作家。1946年、ニューヨーク・ブルックリン生まれ。「ニューヨーク・タイムズ・ブックレビュー」など数多くの新聞・雑誌に寄稿。1986年、単行本デビュー作となる『メンター・チェーン』を発表。同年の「ライブラリー・ジャーナル」ベスト理工書に選出。1989年には、化学分野広報への貢献により、アメリカ化学会グラディ=スタック賞を受賞。1999年からはマサチューセッツ工科大学教授として、サイエンス・ライティングの大学院プログラムを立ち上げ、自ら指導にあたった

熊倉鴻之助 : 元上智大学理工学部教授(理学博士)。1973〜1977年、イタリア国立ミラノ大学薬理学研究所留学後、1977年、上智大学大学院理工学研究科化学専攻博士課程修了。1977〜1979年、NIMH(米国立精神衛生研究所)で博士研究員を務める。1999年、イタリア共和国功労章Ufficiale Cavaliere勲章授章。2017年、日本神経化学会名誉会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • takao

    ふむ

  • Cello

    科学の道を歩み始めた若者が科学者となる要因は、指導者に畏敬の念を抱くことから始まります。ノーベル賞科学者が天才であり一人で大発見をしたと思われがちですが、実は、偉大な科学研究者は、メンティ(初心者)へのメンター(指導者)の訓練、助言、科学への考え方を吸収しながら成長してメンターとなる脈々と続くメンター連鎖によって生まれてきたことが本書に描写されていて、学生から指導者まで、其々の状況にある者が興味深く読み進められる米国近代生命科学歴史書でもあります。その連鎖の一員である翻訳者が、誇りをもって解説しています。

  • Ryosukem90

    著名な研究室に所属する研究者はより多くの機会に恵まれ、研究のテーマやアイデア、研究や実験への向き合い方、研究室内の競争、教授のコネなど多くの面で有利になる。

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