ロバート・ウェストール

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遠い日の呼び声 ウェストール短編集

ロバート・ウェストール

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784198638863
ISBN 10 : 4198638861
Format
Books
Release Date
November/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ひとりきりでいた夜に、パラシュートで降下してきた敵兵を発見してしまった少年は…?(「空襲の夜に」)。大おばから受けついだ家にとりついている不気味な存在に、サリーは気づかなかった。だが、猫たちが気づいて…?(「家に棲むもの」)。「海辺の王国」「弟の戦争」などで知られる、イギリス児童文学を代表する作家、ロバート・ウェストール。短編の名手としても知られたウェストールの全短編の中から選びぬいた18編のうち、9編を収めた珠玉の短編集です。

【著者紹介】
ロバート・ウェストール : 1929〜1993。イギリス・ノーサンバーランドに生まれる。美術教師として教えるかたわら、一人息子のために書いた処女作「“機関銃要塞”の少年たち」(評論社)がカーネギー賞を受賞、作家としてスタートする。「かかし」(徳間書店)で再度カーネギー賞、「海辺の王国」(同)でガーディアン賞を受賞

野沢佳織 : 1961年生まれ。上智大学英文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • モモ

    すごく良かった。ウェストールの短編集。『アドルフ』ドイツのドレスデン爆撃で街を破壊した罪の意識が心に残る。『家に棲むもの』家に棲む魔物に猫が大活躍。『赤い館の時計』マホガニーの時計を巡る話。『パイ工場の合戦』ポーランド出身の夫人が作るパイ工場。猫のゴライアスに猟犬が襲いかかるも…。『遠い夏、テニスコートで』第三者の嘘により別れてしまう二人。『空襲の夜に』空襲の夜にドイツ兵と出くわす。そして…。『じいちゃんの猫、スパルタン』泣いていると慰めてくれるスパルタンがいい。どの話も良かった。手元に置きたい本。

  • シュシュ

    子どもが主人公でありながら、社会背景や周りの大人がしっかり描かれていて、面白かった。政治的なことに関心のない親、戦争中に出会った敵の兵士、見えないものを感じる描写…。最後の話では、庭仕事をしたくなった。庭仕事は大仕事。でもやっているうちに気持ちがすっきりしてきそうだ。この著者の他の本ももっと読みたい。

  • 小夜風

    【図書館】ウェストールの短編集。表紙は宮崎駿さんです。ホラーあり戦争ものあり青春あり、1話1話本当に面白く、心にじんわり染み入りました。同じキリスト教の中にもいろんな宗派、考えがあって、思想が違うとたとえ血の繋がった親子でも断絶してしまうのかと恐ろしくなりました。似たような親子の確執が何話か出てきて、最後のお話に救われた感じでした。短編なのにどのお話も印象深く、心に残る1冊でした。面白かった♪

  • 星落秋風五丈原

    ホラーものあり、女性の一代記ありとバラエティに富んだ9編の短編集。『アドルフ』『赤い館の時計』など後味苦いものもあり。

  • しばこ

    なかなか面白かった。これ大人の本じゃない?と思えるくらい、中が詰まった内容の短編集という感じ。でも、これを多感な少年少女期に読むことがまたいいんだろうな。 作者の子供時代に経験した戦争が背景にある話や、ホラー風味だったり、少し不思議な作品もあるが、少年の成長物語というような、特に父親との関わりがずしんとくるような作品が読み応えあった。

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