ロナルド・a・ハイフェッツ

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最難関のリーダーシップ 変革をやり遂げる意志とスキル

ロナルド・a・ハイフェッツ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784862762238
ISBN 10 : 4862762239
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2017
Japan

Content Description

「技術的問題」であれば、技術や経験で解決できる。だが「適応課題」では、人々が厳しい現実を直視して、一時的な痛みや失望や恐怖を受け入れ、変化に適応できるように戦略的かつ政治的に対処することが求められる。誰も好んでやりたいとは思わないだろう。相手だけでなく自分にもキャリアや生活の危機を招くことになる。だが誰かがやらなければ、国家、社会、コミュニティ、組織は変化に適応できず、崩壊してしまう。だからリーダーシップとは最も危険で、最も価値ある行動なのだ。ハーバード「白熱教室」ハイフェッツ教授が語る超実践的リーダーシップ論。

目次 : 1 イントロダクション:目的と可能性(本書の活用法/ アダプティブ・リーダーシップの理論 ほか)/ 2 システムを診断する(システムの診断/ 適応課題の診断 ほか)/ 3 システムを動かす(解釈する/ 効果的な介入をデザインする ほか)/ 4 自分をシステムとして認識する(自分自身に目を向ける/ 忠誠心を特定する ほか)/ 5 自分を戦略的に動かす(目的とつながり続ける/ 勇気をもって取り組む ほか)

【著者紹介】
ロナルド・A・ハイフェッツ : ハーバード・ケネディスクール(行政大学院)上級講師。同パブリックリーダーシップセンター共同創設者。1951年生まれ。コロンビア大学、ハーバード・メディカルスクール卒業後、外科医、精神科医の研修を経て1983年からリーダーシップ研究に専念。独創性に富んだリーダーシップの教育と実践手法は世界中から高く評価され、ハーバード卒業生の「最も影響を受けた授業」に選出。IBM、マイクロソフト、マッキンゼー、世界銀行、CIAなどの企業、政府、NGOのアドバイザーも務める

マーティ・リンスキー : ハーバード・ケネディスクール非常勤講師。1982年からケネディスクールで教鞭をとり、うち3年間はマサチューセッツ州知事第一秘書を担当。ボストングローブ紙の社説担当記者、マサチューセッツ州議員、ハーバード・エグゼクティブプログラムの代表者などを歴任。ウィリアム・カレッジ、ハーバード・ロースクール卒

アレクサンダー・グラショウ : ストラテジスト、ファシリテーター、著述家。フォーチュン100企業、社会起業家、ビジネススクールなどに対してコンサルティングを行う。USアフリカチルドレンフェローシップ共同創設者。ウェズリアン大学卒。版画家でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • うえぽん

    ハーバード行政大学院の医師出身研究者らが、従来の経験や知識で解決可能な技術的問題ではない新たな解決策が必要な適応課題に対応したアダプティブ・リーダーシップの実践方法を解説した本。適応課題の特定や組織の適応力の診断を行った上で、自らをシステムの一部と捉えて戦略的に動かし、習慣的な対応に陥らず、反対意見を否定せず、包み込む環境を作って、一定のリスクを許容できる実験的な解決行動を取れるようにしていくことを求めている。複数の居場所やポートフォリオを作れとの助言は、適応に必要なリスク許容度を高めるために有効だろう。

  • Miyoshi Hirotaka

    変化は絶えず起きている。仮にそれらが過去の経験やスキルで対応可能であれば、リーダーシップは技術で科学の領域のもの。一方、最難関のリーダーシップとはこれまで成果を上げてきた経験や専門性の延長線上にない問題が発生したときに発揮される。変化を適切に診断すれば、価値観や信念など組織や社会が大切にしてきたものを放棄したり、その優先順位を変えたりしなければならない事例にぶつかる。誰もやりたくないことだが、誰かがこれをやらねば、組織は変化に適応できずに崩壊する。最難関のリーダーシップとはそのようなときに発揮されるもの。

  • Kyo-to-read

    本書は組織内で変革を起こす際のマネジメントのフレームワークを説明したもの。組織と自分をそれぞれシステムとし、インセンティブやカルチャーや思考特性を対処すべき変数として捉え、複雑な課題に対処していく際の指針を見せる。ただし本書で扱う課題は組織文化の土台に根差すものと真っ向から対峙することが求められ、政治や時機を考慮に入れつつ、歯を食いしばってかつ慎重に進めていかねばならないものなので、書かれている内容以上に、断固たるメンタルを築けるかがポイントだと思う。こう考えると、最難関リーダーシップの訳題は納得。

  • エジー@中小企業診断士

    アダプティブ・リーダーシップの実践について解説。システムと自分自身、診断と行動の二軸、四象限で構成するが自分自身もまた複雑なシステムであるという入れ子構造。問題を技術的問題と適応課題に区別する。観察→解釈→介入のプロセス。観察はダンスフロアを離れてバルコニーに上がる。解釈は複数見つける。介入は実験をデザインしコンフォートゾーンから抜け出して実行する。適応課題は問題そのものと当事者を切り離せない。四類型は大切にしている価値観と行動のギャップ、コミットメントの対立、言いにくいことを言わない、回避行為である。

  • 4492tkmt

    少々、読みづらいところはあるが、内容は非常に重要。これまでリーダーシップを意識した仕事の仕方をしてこなかったので、書かれている実践的なスキルや考え方はどれも実践する上で心理的なハードルが高い。自分は、技術的な課題の解決のみを仕事として考えていたと気づかされた。今までの仕事の仕方を捨てて、こうした活動を繰り返していくと、自分がこれまでの自分とは全く異なる何かに変わる気がする。変われるのかどうか。変わりたいのかどうか。ほかのリーダーシップ本を読んだうえで、もう一度読み返してみたい。

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