ロジャー・ジョン・エロリー

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静かなる天使の叫び 上

ロジャー・ジョン・エロリー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087605808
ISBN 10 : 4087605809
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Product Description

英国推理作家協会(CWA)賞候補、ブリティッシュ・ブック・アワード候補……そしてフランスの栄えあるプリ ヌーヴェル オプス−ビブリオプス デュ ロマン ノワール受賞
魂を揺さぶる本格クライム小説!!

WW II 前夜のアメリカ南部の田舎町オーガスタフォールズ。父親を亡くし、母親と二人暮らしの少年ジョゼフの周囲で、少女が次々と惨殺されて発見される。犯人がつかまらないまま時間だけが過ぎ──戦争の影がドイツ系の良き隣人一家を暗く覆い、彼の母親もまた何かに捕らわれ、精神のバランスを崩していくなか、ジョゼフが見いだした救いとは? 残忍な犯罪に少年の成長を重ねて描く、魂を震わせる話題作!

Content Description

WW2前夜のアメリカ南部の田舎町オーガスタフォールズ。父親を亡くし、母親と二人暮らしの少年ジョゼフの周囲で、少女が次々と惨殺されて発見される。犯人がつかまらないまま時間だけが過ぎ―戦争の影がドイツ系の良き隣人一家を暗く覆い、彼の母親もまた何かに捕らわれ、精神のバランスを崩していくなか、ジョゼフが見いだした救いとは―英国推理作家協会(CWA)賞候補、British Book Award候補、そしてフランスの栄えあるPrix Nouvel Obs‐BibliObs du Roman Noir受賞。魂を揺さぶる本格クライム小説。

【著者紹介】
R・J・エロリー : 1965年生まれ。父親は不在、母親とは7歳のときに死別し、祖母に育てられる。17歳のとき密猟で逮捕され服役。出所後はグラフィック・デザインや写真、音楽に身を投じる。コナン・ドイルやスティーヴン・キングに魅せられ、1987年から小説を書き始める。これまでに英国推理作家協会(CWA)のスティール・ダガー賞に2回ノミネートされている。イギリス在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア

    上巻は、第2次大戦の直前から大戦終結後間も無くまでまでを描く。物語の舞台はアメリカ南部ジョージア州の田舎町オーガスタフォールズ。地縁の濃密な土地だ。しかも、時代状況が一層の閉塞感を募らせる。その周縁で起こった8件の少女殺害事件。また、これとの関連は不明だが、ドイツ系移民の家への放火(おそらく)によっても一人の少女が命を落としている。ミステリー風の設定ではあるが、本質はそこにはない。本書がカポーティに捧げられていることからも、強く意識されているのは『冷血』だろう。下巻でどのように収束していくのか楽しみだ。

  • 遥かなる想い

    全編に漂う死の匂いが不気味な物語である。 少年ジョゼフの成長を通して、周りの人々が 静かに死んでいく.. 一体何が起こっているのか? 第二次世界大戦におけるドイツの残虐な行為が 静かに進む中、ひどく邪悪な殺人が続いて いく..残忍な真実への予感だけが読書を 加速させる、上巻だった。

  • ケイ

    渾身のミステリーとは、こういう事を言うのだと思う。作者が一行もおろそかにせず書いていったのが、行間から感じられる。語り手の暮らすジョージアの田舎で次々に起こる幼女殺人事件。思春期だった少年は、なんとか周りの女の子が殺されていくのを止めようと友人達とガーディアンズを結成する。しかし、彼らはあまりにも無力で、彼の周りでは幸せなことはあまりおこらない。彼の孤独は、成長するにつれて増していく…。作者は、この作品をカポーティに捧げている。特に『冷血』に。

  • まふ

    英国作家による米国南部ジョージア州で起こった殺人事件記。主人公ジョセフは母一人子一人の家庭に育った感受性の強い少年であり、作文が得意なため教師アレクサンドラ(アレックス)の勧めで作家になる決心をする。一方、近傍で起こった8人もの連続少女強姦惨殺事件、母親の情事、アレックスとの恋などジョセフの心の動揺・成長を作者はわかりやすい文章で的確に捉えてこの作品のクオリティを高めている。ミステリーでこのようにスーッと頭に入って来る文章は初めての経験である。作者の頭の中は相当にクリアである。後編が楽しみだ。

  • 扉のこちら側

    2016年964冊め。【229-1/G1000】前評判で明るくはない話だと知っていたが、想像以上に降りかかる不幸の連鎖に主人公が気の毒になる。しかし物語の主軸となる連続少女殺人事件に関しては犯人は予測がついたので、あとはジョゼフが安寧を手にすることができるのか、どのように生きていくのか見守りばかりである。下巻へ。

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