ロジャー・ジョンスン

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シャーロック・ホームズのすべて

ロジャー・ジョンスン

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Product Details

Genre
：
Literature
ISBN/Catalogue Number
：
ISBN 13 : 9784797681048
ISBN 10 : 4797681047
Format
：
Books
Publisher
：
集英社インターナショナル
Release Date
：
June/2022
Release Country
：
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
ジーン・アプトン, 日暮雅通 ,  

Content Description

一九世紀後半に登場して以来、探偵の代名詞として常に最高の人気を保ち続けるシャーロック・ホームズ。六〇を数える作品と、ホームズというキャラクターについて多角的に紹介し、登場から一〇〇年以上を経た現在も常にアップデートされ続けるホームズのトリビアを網羅。フィクションの世界の人物であるにもかかわらず、実在の人物を超えて世界中の人々を現在も魅了し続ける探偵ホームズとその背後にあるミステリーにせまる。

目次 : シャーロック・ホームズ事始め/ ホームズ愛好家の奇妙な生態/ シャーロック・ホームズとは何者か？/ ホームズを描く/ ホームズの謎にせまる/ ベイカー街を探せ！/ ホームズ名所のめぐり方/ ホームズ像と銘板/ コレクターという宿命/ グランド・ゲーム/ シャーロック・ホームズの愛好団体/ 舞台上のホームズ/ スクリーン上のホームズ/ テレビに登場したホームズ/ 音で聴くホームズ/ ホームズと音楽/ パスティーシュ、パロディ作品の愉しみ

【著者紹介】
ロジャー・ジョンスン : １９４７年、イングランド、チェルムズフォード生まれ。６８年に“ロンドン・シャーロック・ホームズ協会”（ＳＨＳＬ）に入会し、機関誌やニューズレターを編集。ホームズのパスティーシュも執筆

ジーン・アプトン : アメリカ、ペンシルヴェニア州生まれ。１９８０年代にＳＨＳＬへ入会。９２年にロジャー・ジョンスンと結婚。二人は、ＳＨＳＬの評議員であり、ロンドンのシャーロック・ホームズ・パブにあるホームズの居間の管理人でもある

日暮雅通 : 翻訳家。１９５４年、千葉県生まれ。青山学院大学理工学部卒業。“ベイカー・ストリート・イレギュラーズ”（ＢＳＩ）およびＳＨＳＬの会員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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Book Meter Reviews

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  • パトラッシュ

    読了日：2022/11/13

    シャーロック・ホームズは世界で愛されているが、世界のファンクラブの実態や関連グッズ情報、イラストから映像、ラジオに漫画まで数多い派生作品などについては断片的に知るだけだった。そんなトリビアを可能な限り調べ上げた、愛読者にはたまらない１冊。４年前ロンドンでホームズ博物館と近くのホームズ像を見たが、当時この本があれば他にも行けたのに残念だ。あと各国のホームズ像についてまとめた第８章で、絶対にコレクション不可能な江戸川乱歩賞の正賞ホームズ像（第48回まで）と鮎川哲也賞の正賞ドイル像についても言及してほしかった。

  • アキ

    読了日：2024/05/08

    シャーロッキアンはアメリカの呼び方で、イギリスではホーメジアンと呼ばれていたが、現在は厳密な違いはないらしい。本書はロンドン・シャーロック・ホームズ協会の評議員の著作の翻訳。やたら詳しい蘊蓄が次々に出てくるが、コナン・ドイルが書いたホームズ物語60編には整合性が取れないところが多数ある。まずベイカー街二二一Ｂとはどこか？などの謎に丁寧に答えを用意している。全世界にあるシャーロック・ホームズ協会の中で、日本のクラブは一時期は会員数が世界最大級であったらしい。1887年に登場して、今も世界中で人気がある。

  • 榊原 香織

    読了日：2022/10/06

    面白かった。　アメリカではシャーロッキアン、イギリスではホーメジアン。　ホームズの誕生日は１月６日。　実はホームズやワトソンは実在の人物である、というのがグランドゲーム。　大人の遊びですね。　他にも、シャーロック・ホームズ協会とP.G.ウッドハウス協会とのビクトリア朝風クリケット試合など、ホームズファンは遊び心いっぱい　　フランク・ランジェラが舞台でホームズ役やったことあるんですねえ感無量

  • ハスゴン

    読了日：2022/06/23

    又もやホームズと聞けば買ってしまい読んでしまう。

  • 鐵太郎

    読了日：2023/12/31

    シャーロック・ホームズについては、たいていのことを調べた/学んだと思っていたのですが、ふとこの本を手に取って読み始めたら、ホームズ学とはそんな甘いものではない、はるかに深く広いものだと思い知らされました。用語としての「シャーロッキアン」と「ホーメジアン」の使い分け（実は違いはないw）から始まって、ホームズという人間、コナン・ドイルについて、挿画画家によるイメージ、地理的な謎、コレクターについて、愛好団体、舞台・映画・テレビ・ラジオドラマのこと、パスティーシュ・パロディの数々。ああ、ホームズ学は奥が深い。

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