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ISBN 10 : 4121101200
Content Description
二〇一〇年代半ば、日本では大学の「2018年問題」がさまざまに議論されていた。十八歳人口の減少によって、日本の弱小私立大学は次々と経営破綻すると予想されたのだ。しかし今、日本の私立大学の数は逆に増えている。なぜか。著者たちは人類学者ならではのフィールドワークとデータの分析によってその謎に迫る。導き出されたのは、そのレジリエンスと「同族経営」の実態であり、内側からは見えにくい日本社会の本質でもあった。
目次 : 序章 「2018年問題」/ 第1章 予想されていた私立高等教育システムの崩壊/ 第2章 日本の私立大学を比較の視点から見る/ 第3章 ある大学の危機―MGU:1992‐2007/ 第4章 法科大学院とその他の改革―MGU:2008‐2018/ 第5章 日本の私立大学のレジリエンス/ 第6章 同族ビジネスとしての私立大学
【著者紹介】
ジェレミー・ブレーデン : 豪モナッシュ大学准教授。1973年生まれ。メルボルン大学人文学部・法学部卒業、同大学博士号取得(人文学)。専門は日本の教育・雇用システム
ロジャー・グッドマン : オックスフォード大学日産現代日本研究所教授。1960年生まれ、英国エセックス州出身。ダーラム大学人類学社会学部卒業、オックスフォード大学博士号取得(社会人類学)。専門は日本の社会福祉政策、高等教育
石澤麻子 : 1989年生まれ。国際基督教大学(人類学専攻)卒業、オックスフォード大学大学院現代日本研究修士課程修了。オックスフォード大在学中はロジャー・グッドマンに師事。現在は記事の翻訳、執筆を中心に活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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nobuharuobinata
読了日:2022/08/14
転天堂
読了日:2022/09/11
Mits
読了日:2022/10/27
ひょっと
読了日:2022/02/06
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