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ISBN 10 : 4791771826
Content Description
日本ではおなじみの蛸が、西欧ではなぜ海の魔物となったのか?蛸をめぐるイメージの変遷を、神話や文学、日本の春画などからさぐる奇書、待望の復刊。カイヨワの思索の全体像を展望する辞典的解説付き。
目次 : 第1部 幻の発生(古代地中海地方でのたこ/ 「クラケン」から「超巨大だこ」へ/ 科学のためらい/ ロマン主義文学と蛸/ 「蛸のボズウェル」/ 日本における蛸/ 最も新しい変身)/ 第2部 神話の勝利(大ヤリイカ/ 吸盤か毒液か、触腕かくちばしか/ 絹のまなざし/ 好色さ/ 脅し/ 頭)
【著者紹介】
ロジェ・カイヨワ : 批評家、哲学者、社会学者。1913年、フランス北部のランスに生まれる。1933年、高等師範学校に入学。1937年、ジョルジュ・バタイユ、ミシェル・レリスなどと「社会学研究会」を設立する。1939年、フランスを離れ、第二次世界大戦後までアルゼンチンにて過ごす。その間、執筆と編集を通じて戦争やナチズムに向き合う。1971年、アカデミー・フランセーズに選出。1978年、パリにて死去
塚崎幹夫 : 1930年生まれ。京都大学仏文科卒業。同、大学院修了。富山大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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