Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• （C17H26O4）

  読了日：2022/07/03

  古代インドの神話的叙事詩『マハーバーラタ』がベースにあるとのことで興味を持って読み始めたのだけれど、軽すぎるノリがしつこくてついていけず、半分ほど読んだところで挫折。500ページは長いよ。読みやすいの、多分。でも読みづらい。悲しい哉、わたし、少年少女の心をなくしてしまったんだわね。パーンダヴァ五王子の生まれ変わりのひとり、12才のアルが、自ら解き放ってしまった「眠れる者」に立ち向う。世界を修復する戦いを通して彼女が成長していく話にこの先なっていくのだと想像します。巻末に著者の「インド用語案内」があります。

• ヘラジカ

  読了日：2021/02/09

  古代インドの叙事詩、マハーバーラタを下敷きにしたファンタジー小説。めまぐるしく変わる場面に翻弄されながらも、児童書なので非常に読みやすく、500ページほどのボリュームも苦にならずあっという間に読み終えた。とぼけたやりとりやアメリカのポップカルチャー満載のネタは笑えてとても楽しい。しかし、インドの神話を使った物語は斬新で良いけれど、アルと悪役の関係、神々の子供という設定にはやや既視感を覚えるかな。挿絵があればもっと子供が楽しめる本になったかもしれない。クリフハンガー的な終わり方がにくい。続巻も楽しみだ。

• nightbird

  読了日：2021/08/21

  初期の「ハリポタ」とか「パーシー」が好きな人におすすめできそうな児童書ファンタジー。だいたいあんな読み口で、インド神話が題材＆女の子が主人公のバージョンになってるって感じ。元気で若干考えなしな冴えないヒロインのアルちゃんと、頭脳派で心配性でやっぱり冴えない相棒のミニちゃんというヒロイン女子コンビもマスコットキャラのような偉そうなしゃべる鳩ブーもキュート。個性的なインド神話のキャラたちも面白い。そしてやたらと話のテンポがいい（本編はじまって20ページくらいで世界が滅亡の危機になる）のでえっらい読みやすい。

• つくし

  読了日：2022/12/11

  児童文学らしさ全開の現代インド神話冒険ファンタジー。シヴァの危険さとかかっこよさが際立つくらい他の神々の現代アレンジがユーモラス。元になっている神話も諸説あるとのことだけれど、もうちょっと学んでおきたくなります。ナーガとか。

• mikkii☆

  読了日：2020/12/16

  インドの叙事詩マハーバーラタに出てくるパーンダヴァ五兄弟の生まれ変わりが主人公（今回はふたりの女子）！天界から冥界まで、冒険もりだくさん！原書はパーシー・ジャクソンの作家リック・リオーダンのレーベルから出ているだけあって、神話と現代の融合バッチリ。

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