作家主義 ロウ・イエ

不幸な出来事が起きた時、それを忘れずに記憶に留めておくことが重要。冷徹な時代の変化、残酷な運命の中で力強く生きる人々の息遣いにも似た愛と憎しみをリアルに描く。映像だからできる表現、感情を乗せた圧倒的な映像美で。そしてロウ・イエの辞書にタブーという言葉はない。

目次 : ＩＮＴＲＯＤＵＣＴＩＯＮ（「夢の裏側」より（文・溝樽／欣二））/ ＩＮＴＥＲＶＩＥＷ（サタデー・フィクション（構成・児玉／美月）/ シャドウプレイ“完全版”/ 二重生活/ パリ、ただよう花/ スプリング・フィーバー/ ふたりの人魚）/ ＤＩＡＬＯＧＵＥ（「二重生活」男と女、現在の孤独についてのカンバセーション　ロウ・イエ×鈴木杏（構成・金原／由佳）/ 「スプリング・フィーバー」中国での自由と不自由について　ロウ・イエ×メイ・フォン）/ ＳＰＥＣＩＡＬ（「ふたりの人魚」（蘇州河）から「サタデー・フィクション」（蘭心大劇場）まで―私とロウ・イエ監督の２０年（文・馬／英力（マー・インリー）（脚本家／プロデューサー／ドキュメンタリー監督）　企画・翻訳・樋口／裕子）/ 「シャドウプレイ」の時代と「夢の裏側」から見た中国の映画制作（文・樋口／裕子））/ ＲＥＶＩＥＷ（サタデー・フィクション（文・金原／由佳）/ シャドウプレイ“完全版”（文・小橋／めぐみ）/ ブラインド・マッサージ（文・夏目／深雪）/ 二重生活（文・夏目／深雪）/ パリ、ただよう花（文・児玉／美月）/ スプリング・フィーバー（文・児玉／美月）/ 天安門、恋人たち（文・八幡／橙）/ パープル・バタフライ（文・相田／冬二）/ ふたりの人魚（文・八幡／橙）/ 危情少女　嵐嵐（文・孫／小寧）/ / デッド・エンド　最後の恋人（文・孫／小寧））