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ケルトの芸術と文明

ロイド・ラング

User Review :3.0
(1)

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784422230238
ISBN 10 : 4422230239
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2008
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ユーロ=アジア世界をまたぐケルト文明。ケルトの人生と精神から生まれた目くるめく作品群の神秘に、画期的な視野と丹念な記述で迫る。装飾的でありながら深いシンボリズムを含む特性を、豊富な図版で読み解く1冊。

【著者紹介】
ロイド・ラング : 英国および米国において、ケルトと考古学、またその他に関する幅広い研究・執筆を行なっている。ノッティンガム大学の考古学先任講師

ジェニファー・ラング : 英国および米国において、ケルトと考古学、またその他に関する幅広い研究・執筆を行なっている

鶴岡真弓 : 1952年生。早稲田大学大学院修了後、アイルランド、ダブリン大学トリニティー・カレッジ留学。デビュー作『ケルト/装飾的思考』で日本で初めてケルト芸術文化史を紹介し、ケルト・ブームの火付け役となる。立命館大学文学部教授を経て、多摩美術大学芸術学科教授。アイルランドから黒海沿岸までヨーロッパのケルト芸術文化を調査・研究するほか、ウズベキスタン、モンゴル、シベリアなどを踏査し、日本を含めたユーロ=アジア世界の民族の装飾デザイン交流史をも研究している。ドキュメンタリー映画「地球交響曲第一番」ではアイルランドの歌姫エンヤと共演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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地理的にも時間的にも幅広くまとめて書かれ...

投稿日:2012/02/08 (水)

地理的にも時間的にも幅広くまとめて書かれています。

斐香 さん | 兵庫県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 【再読】広範囲に渡る各地域、各時代のケルト美術品を写真付きで紹介しながら、大陸のケルト、島のケルト、ケルト復興運動におけるケルト美術の歴史、特色、他文化との関連性が丁寧に考察されています。多くのケルト美術に共通する抽象主義やギリシャ、ローマ、キリスト教文化など他文化との交流から生まれた折衷主義だけでなく、各地域独自の文化的発展があり、ケルトとはなにか、ケルト美術とはなにか、を単純に定義できない奥深さを知ることができるケルト美術入門のための良書。繊細さと力強さを併せ持つ不思議な魅力のある美術品が美しいです。

  • とりもり

    ケルトといえばアイルランドとスコットランドというステレオタイプな思い込みを質してくれる良書。古代ヨーロッパ全域に拡がっていたケルト人の文明が、ローマ帝国との争いの中でブリテン島などに収斂していく過程。そしてその中で遺された数々の芸術品が詳細に紹介される。渦巻き模様などに代表されるケルト芸術の素晴らしさがよく伝わる一方、もう少しカラーページが多かったらなお良かったかなと。レッドツェッペリンなどに代表されるセルティック趣味が満たされて、とても満足な一冊です。★★★★☆

  • ひらりん

    冒頭でも語られているとおり、「ケルト」は本当に広い。紀元前の美術というより、むしろ現代アート寄りな印象を受ける初期のシンプルな造形から、一切の隙間を許さないかのように飾り立てたキリスト教の写本まで、すべて「ケルト」なのだから。是非、実物を見てみたいという気にさせられた。

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