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ある子ども ギヴァーシリーズ

ロイス・ローリー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794810892
ISBN 10 : 479481089X
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

少女は14歳で“イレモノ”となり、“産品”を身ごもった。やがて産まれた男児には、ある「欠陥」があった―はたして少女は“母”になることができるのか?全世界1,200万部のミリオンセラー『ギヴァー』(2014年映画化)、その続編『ギャザリング・ブルー』『メッセンジャー』で提起されたすべての謎が、いま解き明かされる!“ギヴァー4部作”堂々完結。

【著者紹介】
ロイス・ローリー : アメリカの児童文学作家。1937年ハワイに生まれる。連合国陸軍の歯科医将校だった父について各地を転々とし、第二次世界大戦が終結してまもない1948〜50年、11歳から13歳までの少女時代を東京で過ごす。1977年、夭逝した姉の思い出を題材とした処女作A Summer to Die(邦題『モリーのアルバム』)を発表、高く評価される。ナチス占領下のデンマークを舞台に、自由と友情を求める少女の姿を描いたNumber the Stars(邦題『ふたりの星』)と、The Giver(邦題『ギヴァー 記憶を注ぐ者』)で、世界的に名高い児童文学賞「ニューベリー賞」を受賞(1990年度と94年度)

島津やよい訳 : 1969年生まれ。91年早稲田大学第一文学部卒。人文書出版社での勤務を経て翻訳・編集業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 杏子

    切れ切れに読んで、やっと読み終わった。ギヴァーからだとどれほどの年月経ったことか!細かいストーリーなど忘れてる部分があり、それで時間がかかったが、最後まで読めてよかった。また最初から読んでみたい。クレアが魅力的。崖登りのシーンは手に汗握った。後半、ジョナスやキラが出てきてそういえば!とおぼろげな記憶が少しだけ戻った。結末はこれで終わり?と思うほど突然だったが、大団円だからよいのか。管理社会の是非についてははっきりと書かれてないが、読者に委ねた形?やはりファンタジーやSFではなく、問題提起の作品なのかも?

  • 鳩羽

    自分の仕事を定められる十二歳の儀式で「出産母」を定められたクレアは、1度目の出産で失敗し、その任を解かれて魚の養殖担当になる。けれど産んだ一人の息子の存在が気にかかり、なんとか息子の所在を突き止め会おうとする。厳しく管理された代わりに、平穏で退屈な社会の異端となったクレアの激しい半生が物語られ、努力や修練は描かれる冒険小説のような部分もあり、飽きさせない。個人の内面を綿密に掘り下げたりはせず、とはいえ、管理社会コミュニティの是非の判断もせず、対決するのは漠然とある「悪」なので、落着感はない。

  • Ra

    ずっと心待ちにしていた本。前3作を読んだのは何年も前のこと。復習もせずに読みはじめたが、懐かしい名前が出てくる度にうれしくなる。前半の秩序正しいコミュニティに感じる違和感は、1作目を読んだときの衝撃を思い出した。いつか全作読み直したい。

  • ぐら

    ギヴァーシリーズの完結編。 一作目ギヴァーでジョナスと一緒に逃げた赤ちゃんゲイブと、ゲイブの母クレアが主人公。どんなにシステム化して統制しようとしたって、どこかで綻びが生じて、それがその世界では消されてしまう不適合の子どもとして姿形を表す。どんなに環境や社会に私たちのこころを適応させようとしたって、私たちのこころが望むものをなくすことなんてできない。そう思わせてくれる最終作だった。

  • みずけろ

    ギヴァー・シリーズ4部作最終巻。物語は第1巻で描かれた都市〈コミュニティ〉に戻って、〈出産母〉となった少女クレアから始まる。このクレアがとても素敵で、めげず諦めず、困難を前にしても毅然と立ち向かう姿に見とれてしまう。彼女の強さは第1巻のジョナスと同じで、一歩を踏み出せる勇気にあるのだと思う。物語の後半では、そのジョナスたちも出てきて、これまでに紡がれてきた物語がつながり、結末へと誘われる。ここまで読んできて良かった。面白かった!満足!

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