ロイス・マクマスター・ビジョルド

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魔術師ペンリックの使命 創元推理文庫

ロイス・マクマスター・ビジョルド

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488587154
ISBN 10 : 4488587151
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ペンリックはセドニア帝国の将軍に業てた密書を携え、船で帝国に向かっていた。ところが港についた途端、拘束され投獄されてしまう。自分の内に棲む庶子神の魔の助けで脱出したものの、ようやく尋ねあてた将軍は捕らえられ、両目をつぶされたあとだった。全てが政敵の罠だったのだ。ペンリックは医師と偽り手当てを買ってでるが…。中編3編を収録、“五神教シリーズ”最新作。

【著者紹介】
ロイス・マクマスター・ビジョルド : 1949年、アメリカ生まれ。86年に『名誉のかけら』でデビューしたのち、わずか数年でヒューゴー賞、ネビュラ賞を次々と受賞、一躍その地位を確固たるものにした。マイルズ・ヴォルコシガンを主人公にしたスペース・オペラ・シリーズのほか、“五神教シリーズ”“死者の短剣”四部作などファンタジーの著作も多い

鍛治靖子 : 東京女子大学文理学部心理学科卒、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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楽しみに待っていた作品です!30歳になった...

投稿日:2021/06/24 (木)

楽しみに待っていた作品です!30歳になったペンリックですが背は高いのに相変わらず少年に間違われるのにはニヤニヤします。強い魔を宿し最高の医療知識を習得して無敵になったように思えますが身も心も傷だらけ。理由は読んでいただければわかりますがかなりしんどいだろうなと。今回は誰に感情移入して読めば面白いだろうかと考えた時、私はデズデモーナでした。宿る「魔」でありながらペンリックの事が好きなんだろうなとひしひしと伝わってきます。どうあっても切り離せない二人の関係、ともに戦い時にからかったりと互いを理解し面倒を見る良い間柄です。 気になるのは続編ですがあとがきにそのことも書いてあったのでいつか翻訳が出るのを楽しみにしたいと思います。

シロハルソウ さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • sin

    結局、落ち着くところに収まるのだが、今回ばかりは女とは愚かな生き物だと云わせて頂いても良いのではないだろうか?勿論、恋を相手にしては男も相変わらず愚かであることは云うを待たないが…密使として他国に赴いたペンをいきなり襲った謀略と巻き込まれた若き将軍と妹との逃避行、いや巻き込まれたのはペンの方か…逃走中、高級娼婦に変装したペンが武骨な地方の将軍に見初められる話は最高に面白い…そしてまさかの兄妹の母親の救出劇…ペンの抱いた恋心の行方も合わせて、読み応えのある連作中編でした。

  • しましまこ

    待ちに待った新刊!初っ端から大ピンチのペンリック。デズデモーナに叱られながらの大冒険&ロマンス。面白かった〜。いずれそのうちじゃなく、すぐに続き下さいよー!

  • 慧の本箱

    魔術師ペンリック。前作で19歳だった彼も30歳になってセドニア帝国の将軍の元に密書を携えて向かう処から物語は始まります。前作よりサスペンス感満載でハラハラドキドキです。何でもかんでもチチンプイプイとはいかない魔法で、おまけにペンリックと共存している個性的な魔たちとのせめぎ合いもあって600頁をめくる手が止まりません。旅の資金調達のための娼館での苦肉の策は・・・結構笑えます。エギン・チャドゥロ将軍には未来永劫真実がばれませんように。

  • hisa_NAO

    大家ビジョルドのファンタジーの名作「チャリオンの影」と設定を同じくする五神教シリーズ。 魔に取り憑かれて魔術師となったイケメン、ペンリックを主人公とする物語の、本邦2冊目。前作「魔術師ペンリック」から6-7年が過ぎた所から始まる連作中編x3というか、ほぼ1長編。(本国では、現在9編が出ているそうな)。 詳細に作り込まれた五神教の世界の中で、若々しく快活な主人公と、取り憑いた12人の女性(雌馬・雌ライオンを含む)を経てきた年古りた魔、の活躍を描きます。なんといっても、この2人(?)の掛け合いが楽しい一冊。

  • tom

    ペンリックの体の中には、10人の女(200歳を越える女も含む)と2匹の動物が住んでいる。そんな彼がニキスを好きになる。ニキスの愛を得るために、ひたすら苦難の道を走る。でも、いくら好きになられても、ニキスの立場からは、10人の女と同居しながらの結婚生活、想像するだけで頭が痛くなるはず。この障害を乗り越えて・・・というお話。それなりに楽しんだけれど、恋の成就に至るまでの道筋が延々と語られるのに食傷という感じか。前作の方が楽しかったような気がする。少しだけ残念本かも。でも楽しんで読んだ。

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