ロイス・マクマスター・ビジョルド

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魔術師ペンリックの仮面祭 創元推理文庫

ロイス・マクマスター・ビジョルド

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488587161
ISBN 10 : 448858716X
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

運河の町ロディ。大神官庁での仕事にいそしんでいたペンリックは、診療所から患者を診てほしいとの依頼を受ける。海から救出されたその若者は、魔に憑かれて錯乱していた。ペンリックは魔を引き剥がすことができる聖者とともに、庶子神祭を目前にした町に逃げだした若者を追うが…。「ロディの仮面祭」など中編3作を収録。ヒューゴー賞シリーズ部門受賞の大人気シリーズ第三弾。

【著者紹介】
ロイス・マクマスター・ビジョルド : 1949年、アメリカ生まれ。86年に『名誉のかけら』でデビューしたのち、わずか数年でヒューゴー賞、ネビュラ賞を次々と受賞、一躍その地位を確固たるものにした

鍛治靖子 : 東京女子大学文理学部心理学科卒、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • sin

    ビジョルドの織り成す〈五神教シリーズ〉の中でも特に好ましい魔術師ペンリックの第三弾が出た。お馴染みの困難に出会っても、歳を経ても初々しいペンリックと、彼がその体内に宿す姉御肌なデズデモーナという魔とのやり取りは相変わらず楽しい!物語は中編が3つ…時は遡って彼がアドリアの都市ロディで大神官の宮廷魔術師を勤めていた時分の出来事、前巻で得た伴侶とオルバスのヴェルノックに住まいを得てからのエピソードが2つ…出張?帰りに遭遇した海賊騒動と、義兄の砦に発生したパンデミックに不本意ながら医師としての本領を発揮する。

  • Mc6ρ助

    あ〜、あと1と1/3冊!しか残っていないなんて数えあげてしまうこのシリーズ。今回も庶子神のおぼし召しか著者の深慮遠謀かどの短編も主人公ペンリック君の奮闘でどうにか片がつきかけたところでチャラにされて(なって)、残り少ないページ数でどう収束するか、そこがお楽しみといった200年生きる愛すべき魔デズデモーナが(爺さまも)好みそうな筋書きでした。この世界の神の存在はデズデモーナも竦みあがる恐ろしいことですが、思えばこちらの世界のその不在もそれはそれは恐ろしいことなのかも知れない。

  • 慧の本箱

    シリーズ第三弾の魔術師ペンリック。知らない人からは若く頼りなげに見えるペンリックですが一児の父になって、内なるお姐さま軍団・魔のデスとも安定的な共存の上で難問に挑みます。それにしても人使いが荒い。次回作のインフォメーションがちらっと出てるけど長編で面白そう。

  • tom

    このシリーズの現時点での最終巻。楽しく読む。あっという間に読み終える。ペンリックは、今回も面倒な状況に自ら入っていく。そして立派に解決する。この中で、ペンリックと共棲する魔がどういうものかという説明が繰り返され、なるほどそうなのかと五神教世界に対する理解が進む。これが楽しいから、このシリーズを悦楽しているという感じか。続巻、出てほしい。期待する。

  • しましまこ

    3編、今回もペンリックがピンチすぎてかわいそうだが面白い。最強お姉さま達も素敵。早く次巻を!

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