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ビリーと森のミンピン ロアルド・ダール コレクション

ロアルド・ダール

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784566014343
ISBN 10 : 4566014347
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「いい子にしていなさい」といつも言われているリトル・ビリー。リトル・ビリーは、いい子にしていることに、ウンザリしていた。ママが絶対やってはいけないということ――すぐそこにある「あやまちの森」を探検すること――をやってみたくてしょうがない。よし、かんたんだ。窓を乗りこえて庭に出て森まで走っていけばいい。ところが、シーンと静かだった森に、やがて、何か大きなものが近づいてくるような音がひびきはじめた‥‥あれは森に住んでいると噂されるカイブツにちがいない! 音はどんどん大きくなり、カイブツのはきだす煙がもくもくとあたりをおおいはじめた。必死で逃げるリトル・ビリー。大きな木の枝にとびつき、下を見ずにどんどんのぼっていった。長い木登りのあと、やっとほっとしてあたりを見まわすと、そこにはなんと‥‥!! 小さな森の住人「ミンピン」たちの町があったのだ。ミンピンたちも、カイブツのせいで、地面を安心して歩くことができず、樹上高く暮らしているという。このままでは、リトル・ビリーもうちに帰れない。リトル・ビリーとミンピンは、なんとかあのカイブツをやっつける方法はないかと考えをめぐらせる。――物語の名手、ロアルド・ダールの心おどる冒険物語。ダールの児童書ほぼすべてにイラストを添えてきたクェンティン・ブレイクが今回この作品に初めて絵を描き、ロアルド・ダール コレクションに新たに加えられた。

【著者紹介】
ロアルド・ダール : 1916〜1990年。イギリスの作家。サウス・ウェールズに生まれ、パブリック・スクール卒業後、シェル石油会社の東アフリカ支社に勤務。第二次世界大戦が始まると、イギリス空軍の戦闘機パイロットとして従軍したが、不時着し、長く生死の境をさまよった。戦後、この経験をもとにした作品で作家生活に入り、変わった味わいの短編小説を次々に発表して人気を確立。結婚後は児童小説も書きはじめ、この分野でも、イギリスをはじめ世界じゅうで評価され、愛される作家となっている

クェンティン・ブレイク : 1932年生まれのイギリスのイラストレーター。16歳のとき「パンチ」誌に作品が掲載されて以来、さまざまな雑誌を舞台に活躍。また、20年以上にわたって王立美術大学で教鞭をとるかたわら、R・ホーバン、J・エイキン、M・ローゼン、R・ダールなど著名な児童文学作家との共作も数多く発表し、ケイト・グリーナウェイ賞、ウィットブレッド賞、国際アンデルセン賞画家賞などを受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    ロアルド・ダールコレクションの最新刊であると思います。ダールの作品は子供向けにしてはかなり毒のある作品も多いのですが、これはすんなりしている感じです。ただ母親の意見を聞かないで森に行くとかなり怖い目には会います。森では小人のような人物たちに出会って仲良くなりさまざまな体験をしていくことになります。

  • ☆よいこ

    児童書。リトル・ビリーはママの言いつけをやぶって、あやまちの森に冒険しにいく。森には小人たち「ミンピン」が住んでいた。ママが”チヲヌキ・ハヲヌキ・コナゴナニシテポイ”というカイブツがいるので、ミンピンたちは木の上に隠れていた。リトル・ビリーは恐ろしいカイブツを退治する。ご褒美は鳥にのって空の旅▽夢と希望と冒険、児童書のお手本みたいな物語でした。印税の10%がロアルド・ダール慈善事業に寄付される。巻末にミンピン・クイズあり。2025.1刊

  • みゆき

    ロアルド・ダールコレクションの新刊。子どもって(犬もそうだけど)静かにしてるなと思うと、ろくなことをしてない。子どもは昔すぎて忘れたが、犬はティッシュ引きちぎって遊んでたりね。「してもいいといわれることは、なにもかもつまんまいことばっかりだ。しちゃいけないって言われることは、みんなおもしろそうなのにね。」確かにそうだ。ママはビリーに言う。「いい子にしてなさい」と。これは大人にとって都合の良い言葉で、子どもの好奇心を阻害する言葉でもある。そう気付かされた。いくつになっても好奇心は大事。失わないようにしよう。

  • 希咲(きさ)

    おもしろかったぁ! 全21冊あるロアルド・ダールコレクションの中でTOP3に入るくらい好きかも。 でもダール作品らしい言葉遊びとか皮肉っぽさみたいなのはなかったのかちょっと残念だったり…

  • こんなに時を経て、ロアルドダールコレクションから新刊が出るとは驚いた。ページを開いた途端ダール氏の相変わらず不思議で素敵な世界とブレイク氏のユーモア溢れるイラストが飛び出してくる。子どもの時に出会った不思議な世界、住人たちとの物語。

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