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地下鉄のザジ 新版 中公文庫

レーモン・クノー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784122071209
ISBN 10 : 4122071208
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

地下鉄に乗ることを楽しみにパリを訪れたお転婆少女ザジ。あいにくのストで念願かなわず、街へさまよい出たザジは奇妙な大人たちと二日間を過ごす。俗語満載の会話ときわどい笑い、そして斬新な実験的表現の数々に世界が度肝を抜かれたフランス前衛小説の名作。新たに植草甚一による映画評、千野帽子による新版解説を付す。

【著者紹介】
レーモン・クノー : 1903年フランスのル・アーヴル生まれ。パリ大学で哲学を学び、シュルレアリスム運動に参加。離脱後、33年に「ヌーヴォ・ロマン」の先駆的作品となる処女作『はまむぎ』を刊行。59年に『地下鉄のザジ』がベストセラーとなり、翌年、映画化され世界的に注目を集める。その後も60年に発足した潜在的文学工房「ウリポ」に参加するなど新たな文学表現の探究を続けた。1976年没

生田耕作 : 1924(大正13)年京都生まれ。京都大学文学部仏文科卒。仏文学者。京都大学教授として教鞭をとる傍ら、バタイユ、マンディアルグ、セリーヌなどの紹介につとめるが編著書の猥褻性をめぐって大学と決別。自ら出版社を設立して孤高の立場を貫く。1994(平成6)年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mocha

    なんじゃこりゃ、である。紀伊國屋書店本店に平積みになっていて、ル・モンド20世紀の100冊に選ばれていて(何と36位)フランス前衛文学の名作、とうたわれていたら、まず読まねばと思うだろう。パリへ遊びに来たザジと、ザジの面倒を見るよう頼まれたガブリエル伯父さんの二日間が、テンポよく小気味よく斬新に、ユーモアたっぷりに語られている。はずなのだが…フランスの前衛が和訳に馴染まないのか、ほぼ会話で展開される合間に挟まれる説明の現在形も、「緑」の「喋れ喋れ、それだけ取り柄さ」のリフレインも、全くしっくり来ず。残念。

  • zoe

    確かにドタバタ。でも読み手の気分に左右される。気持ちにゆとりがある時に、ゆっくりまた今度。

  • belle

    地下鉄に乗りたくてパリに遊びに来た女の子。まだまだ子供のはずなのに、大人相手にぶっ飛んでいる。映画も見たことあるし、確かこの小説も読んだような。どちらもあまり覚えていなかった。クノーの「文体練習」は次々と起こる変化にページをめくる手が止まらまかった記憶があるが。地下鉄いいよね、ザジと乗りたい。

  • 二木弓いうる@作家の赤ちゃん

    パリに来たお転婆娘、地下鉄に乗る事を楽しみにしていたもののスト中で乗れず。そのかわりに、変な大人たちと過ごす事になる話。口癖が「けつ食らえ」なので、まぁお下品。でも最後のセリフはカッコいい。フランス語で読めたらまた違ったかもしれない。

  • meg

    かわいいザジ。 映画はいつか劇場で観たい。

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