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ISBN 10 : 4622086417
Content Description
1941年9月、ナチス・ドイツ軍は250万の市民が暮らすレニングラードの包囲を完了。包囲は872日間におよび、80万人以上が犠牲となる。飢餓と爆撃と酷寒の都市で、食べ物と言葉への執着が命をつないだ。16歳の少女が圧倒的筆力でとらえた独ソ戦下の生活。発掘された「レニングラードの『アンネの日記』」。
【著者紹介】
エレーナ・ムーヒナ : 1924年ウファに生れる。30年代初めにはレニングラード(現在のサンクトペテルブルク)に移住し、病弱な母に代わって、元バレリーナで舞台美術の仕事をしていた伯母に育てられる。独ソ戦開戦時は16歳、レニングラード第30学校の女子生徒。包囲されたレニングラードから、親戚の暮らすゴーリキー市(現在のニジニ・ノーヴゴロド)への脱出をめざす。1991年モスクワにて没
佐々木寛 : 1949年盛岡市生れ。早稲田大学第一文学部ロシア文学科卒、同大学院文学研究科ロシア文学専攻博士課程単位取得退学。信州大学教養部助教授、同人文学部教授、同全学教育機構教授を経て、信州大学名誉教授。専門はロシア文学、文学理論
吉原深和子 : 1965年横浜市生れ。1987年東京外国語大学外国語学部ロシヤ語学科卒業、95年早稲田大学大学院文学研究科ロシア文学専攻博士課程単位取得退学。芝浦工業大学非常勤講師(ロシア語、1993‐95)、信州大学非常勤講師(同、1995‐2001および2009‐13)。専門は20世紀ロシア文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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