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群れはなぜ同じ方向を目指すのか?

レン・フィッシャー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784826901659
ISBN 10 : 4826901658
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

リーダーのいない群集はどうやって進む方向を決めるのか?渋滞から逃れる最も効率的な手段は?損をしない買い物の方法とは?最高の結婚相手を見つけるには何人とお見合いをすればよいか?…アリの生存戦略から人間の集合知まで「群れ」と「集団」にまつわる科学を一挙解説。

目次 : 第1章 群知能―集団から生まれる新しい知性/ 第2章 群れと自己組織化/ 第3章 最短ルートの見つけ方/ 第4章 渋滞と群集の力学/ 第5章 集団の知恵―多数決か平均か/ 第6章 多様性から合意へ/ 第7章 ネットワークの科学/ 第8章 意思決定のための単純な規則/ 第9章 パターンを探せ!/ 第10章 日常生活に役立つ34のルール

【著者紹介】
レン・フィッシャー : 1942年シドニー生まれ。英ブリストル大学物理学部客員研究員。ビスケットを崩壊させずに紅茶に浸す方法の研究で99年イグノーベル賞物理学賞を受賞。02年刊行のHow to Dunk a Doughnutは、米国物理学協会の最優秀一般科学書に選ばれた。科学コミュニケーターとしても活躍中

松浦俊輔 : 翻訳家。名古屋学芸大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • タツヤ

    群れの動き方、仕組みについて学べる。虫からコンピュータまで色々な話が出てくるが、難しい話が多い。

  • たまご

    この本読んで乗換駅の人の流れに乗ることを学んだはずが,すきを見て追い抜き,でも追いつかれ,学習結果無意味な通勤をくりかえしてます(^^; 複雑な事象も簡単な数個の法則で再現とか,個人の判断より集合の判断のほうが正答率が高いとか,へえー,ということをわかりやすく紹介してくれる,複雑系の入門書といえましょうか.難しいのは,集合の正解率が高くなるには独立事象(個人が各自情報を集め吟味した判断)を集合すること.同調・忖度と,他人に影響されないで判断できる人が少なさそうで,前提をクリアするのが非常に難しそう…

  • 手押し戦車

    回避、整列、引き寄せ この3つが集団行動で同じ現象を起こす。数人の目的地を知ってる人についていくカスケード効果で多くの人は同じ方向に行く。店の前に列に引き寄せられてしまう。店の情報があり空腹だと余計列に並ぶ可能性が上がる。集団思考になると同じ考え、行動こそ正しいと錯覚し更に、二者択一で選ぶとき一方しか知らなかったらそっちを選ぶヒューリスティック現象になり変化を促すか現状維持でパニックになり他人と同調しレミングになる。長所と短所の引き算により短所が上回り株暴落は皆が売りに走る。投資家はこの現象の逆を行く!

  • テツ

    個々の知性ではなく群れの知性を表す群知性という考え方。人類の歴史において群れの暴走は確実と言っていい程に悲劇を生み出してきたけれど、その根源は弱く一人では生きられない個体が集まり力を合わせて少しでも強くなり、生き延びられるようにという祈りだと思うので(個人的には人間の群れという存在についてわりと忌避感を抱いてしまうのだけれど)良い部分についてもしっかりと認識していたいなあと思う。個の意思。群れの意思。群れの中での個々の存在の意味と意義。群れに所属しつつも個の思考を積み重ねることが大切なんですね。

  • shin_ash

    群知能と言う事で手に取ってみたが、群知能も含む複雑性の科学と意思決定の話で、それはそれで面白かった。文章はかなり分かりやすく平易に書いてあるので難しいテーマの割にはストレスなく読み進めることができる。読んでみて、むしろ自分が興味を持っていた対象は“複雑性の科学”と名前が付いていることに改めて気がついた。本書は2012年で原書は2009年なので今はもう少し進んでいるのかもしれないが、本書の印象ではまだまだ体系化に至っていない学問領域に感じられる。本書でも出てくるトピックスをヒントに周辺を漁って見たくなった。

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