レティシア・コロンバニ

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レティシア・コロンバニ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784152101648
ISBN 10 : 4152101644
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

理不尽の連鎖をこの子に残したくない。レナは20年続けた教師を辞め、フランスから遠く離れたインドに来ていた。ある日、海で溺れかけたところを少女に救われる。その子、ホーリーは、養父母の店で働かされ学校に通っていなかった。まだ十歳だ。レナ恩返しに、読み書きを教えようとする。だが「女に勉強はいらない。家のために働き、嫁にいくんだ」。因習にとらわれた養父母と村人、それに従う子供たち。これが、小さな恩人に許された唯一の人生なのか。レナは決意する。この子たちが学べる教室をつくろう。読書の喜びと、知識が世界を広げることを伝えよう。レナの小さな一歩は、村の女たちの助けも得て希望のプロジェクトにつながってゆく。『三つ編み』の著者が未来への願いを込めてつむいだ、連帯の物語。

【著者紹介】
レティシア・コロンバニ : フランス・ボルドー生まれ。小説家、映画監督、俳優。2017年に発表したデビュー小説『三つ編み』は、困難・差別に立ち向かう3カ国の女性の連帯を記し、40カ国で出版されるベストセラーとなった。2019年刊行の『彼女たちの部屋』(ともに早川書房刊)は、パリに実在する困窮者の保護施設を題材に、時代を超えた女性たちのつながりを描いた。両作品は日本でも数々の紙誌・SNSで話題となり、中高生をふくめ幅広い年代の読者から感動と絶賛の声が寄せられた

齋藤可津子 : 翻訳家。一橋大学大学院言語社会研究科博士課程中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • モルク

    フランス人女教師レナは傷心を抱えてインド南部の村を訪れた。そこで彼女が見たものは…カーストの最下層、人間以下に位置付けられた被差別階級「不可触民」(ダリット)は教育の機会は与えられず子どもの頃から働かされる。レナはそこでラリータという少女とレッドプリケイドという組織のリーダーブリーティと出会い、彼らに教育を受けさせたいと学校創設を画策する。何とか開校するがその後も試練が…因習から抜け出せない人々と軋轢を生む。そしてまた一人…少女ラリータが三つ編みのスミタの娘ラリータであることが感慨深い。

  • 美紀ちゃん

    「三つ編み」が良かったので、レティシアさんの本を読んでみたいと思った。 インドは世界最大の児童労働市場。 他にも、不可触民のような階級の問題、女性差別、児童労働、児童婚など、問題が多数ある。 フランス人は、衝撃を受けると思う。 レナを応援したい。 あとがきも良い。 SDGsのコーナーに置きたい本。 (たくさん含まれている)

  • どんぐり

    『三つ編み』でインド北部から母親とともに逃れてきたダリッド(不可触民)の少女ラリータの続編。フランスからインドに来た女性教師のレナが食堂で働くラリータと出会い、ダリッドが教育の機会を奪われていることを知り、ボランティアグループ「レッド・ブリゲイド」と関わりながら学校の立ち上げに奔走する。カースト制度、児童労働、貧困と教育、ジェンダーに焦点をあてたシスターフッドの物語。

  • fwhd8325

    素敵な物語でした。読んでいて、勇気がわきました。そして希望という言葉がこんなにもぴったりの物語があったでしょうか。何だか泣けてきて、ただ、ただ、感動しました。

  • ネギっ子gen

    【この国には、護身術講習会をやっても食い止められない暴力がある。若い女性が我が身を守るためには、別な武器が必要だ!】 《強く推薦!!》 『三つ編み』の続編。「訳者あとがき」では、<きっかけは『三つ編み』刊行後、著者に届いた一通の手紙だった。差出人は引退したフランス人教師で、彼はインド北部に不可触民の子供のための学校をひらいていた/この学校を訪れ、生徒たちと交流し、「結婚させられるのを恐れる少女たち。知識に触れることを阻まれていた、きらきら輝く知的な子供たち」に強烈な印象>を受け、小説に書こうとした、と。⇒

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