Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• しゃお

  読了日：2022/10/14

  退屈な日常を抜け出し上流階級の仲間になりたくて、背伸びしてフランシス達に付き合うジョージアナ。彼女の悩みや願いは共感するものがあり、それだけに危うい状況に陥っていくのではとヒヤヒヤしながら見守りました。そんな中でもやはりベティへの態度はちょっと酷過ぎて引いてしまったかも。そんなジョージに対して真摯に向き合うヒーローはいい人過ぎじゃないでしょうか(笑)。でも、だからこそジョージは自身と向き合い、立ち直っていけるんでしょうね。しかし気になるのはフランシス。彼女もこの件で否応なく成長。きっと幸せになってね！

• 縁側

  読了日：2022/07/02

  著者のデビュー作と思えば色々実験作なのも納得。ジェインオースティンへのオマージュとの事で、題材は女性の婚活。野心ある中流階級ヒロインが、上流階級世界のはすっぱ（こんな言葉今どき使わない？）グループに仲間入りを果たすところからスタート。当時の醜聞やスキャンダル、自身への評判を気にするという女性観や時代背景はそのままで、なぜか現代的な若者を無理やり登場させたような何でもあり的な内容。ヒロインもかなり自己中でイタイが、読後感は悪くない。

• 一柳すず子

  読了日：2022/10/02

  ジョージの一人勝ちだな。憧れのキラキラグループでやんちゃして、飽きたらあんなに嫌がってた叔母さんとかベティの優しさに甘えて、金持ちで自分にベタぼれな真面目男子と結婚。19世紀とはいえ現代的で面白かったです。

• ユキタ

  読了日：2022/08/18

  ジョージアナが良くも悪くも「私たち」の感性に近いので、我がことのようにドキドキしたり冷や冷やしたり。ブリジャートン家を引き合いに出すほどロマンスはしていなかったけど、これはドラマ版のブリジャートン家みたいに当時上流階級にはいなかったはずの黒い肌のレディがいるってだけなのでは……

• きなこチロル

  読了日：2022/08/15

  初作家さん＆デビュー作。ジョージアナは上流階級の仲間になりたくて、フランシスたちについていけるよう懸命に振る舞う。グループあるある。ジョージアナのベディに対する態度においおいと思ったが、トーマスに怒られて反省して真っ当になろうとしたのが、よかった。フランシスほんと大丈夫かな？フランシスもケアしていくべきだと思うんだ…

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