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ジャンヌ・ダルク復権裁判

レジーヌ・ペルヌー

User Review :4.0
(1)

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560028384
ISBN 10 : 4560028389
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2002
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

英雄か異端か。少女を火刑に処して25年、その正当性を問い直す裁判の中で、幼年期の生活や最後の姿、前判決を破棄するに至った様子をドキュメント風に構成して描く、第1級資料。

【著者紹介】
高山一彦 : 東京都出身。1924年生まれ。1948年東京大学文学部西洋史学科卒業。フランス史専攻。成蹊大学名誉教授。フランスオルレアン市立「ジャンヌ・ダルク研究センター」名誉委員(1974年〜)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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ジャーヌ・ダルク復権訴訟の記録の抜粋翻訳...

投稿日:2009/12/08 (火)

ジャーヌ・ダルク復権訴訟の記録の抜粋翻訳。編者はジャーヌ研究の第一人者であり、この意味では非常に価値のある翻訳書と言える。フランスではジャーヌ・ダルクの断罪裁判と復権訴訟の完全版資料が出されているので、是非にほんでも正確で、信頼のできる翻訳を出版してもらいたい。その日がくるまでのつなぎの意味で、☆四つ。

古楽器奏者 さん | 東京都 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 卯月

    異端者として処刑されたジャンヌの前裁判を破棄する裁判。『ジャンヌ・ダルク処刑裁判』は裁判記録そのままで、激しく読み難かった記憶があるが、本書は、「証人たちの証言」以降は思ったより読み易かった。『処刑裁判』では判事たちがジャンヌの揚げ足を取るため重箱の隅をつつくような質問を繰り返しているのに対し、『復権裁判』の証人たちは(質問事項があるとはいえ)比較的自由にジャンヌへの思いを語っていると思う。必ずしも裁判の進行順ではなく、編著者の解説付きで、ジャンヌの人生の場面に沿って証言を並べ替えてくれているのも有難い。

  • takao

    ふむ

  • j1296118

    無益な苦労はせず私の本を訳すがよい、との編者の奨めは恐らくは尤もなものなのだろう。と窺える纏め方に解説・註の充実、読み進み易さ。引き換えとして多少誘導されてる気分にならないでもないが、訳者後書きを見ると記録そのままなら挫折しかねないとも思うのであった。 ポアティエの調書、処刑裁判記録に残る長大な物でない大文字で六〜八行程度の改悛誓約書、死亡していたロベール・ド・ボードリクールやラ・イール、ある意味で何よりピエール・コーション。残っていない、当時既に失われていたものが惜しい。

  • じゅげむ

    一次資料が翻訳で読める。すばらしい。

  • Yosuke Saito

    ジャンヌ・ダルクについて歴史研究をするうえで、処刑裁判と合わせて基本となる資料。このような一次資料を日本語で読めるということは驚くべきことで、訳者には頭が下がる思い。デュノワやパスクレルの証言から、15世紀フランスの様子が生き生きと浮かび上がってくる。資料が歴史を語りだす。

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