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探偵はパリへ還る 新潮文庫

レオ・マレ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784102410813
ISBN 10 : 4102410813
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

第二次大戦下のドイツ。捕虜として収容所の病院で働く探偵ビュルマは、瀕死の男に謎の言葉を告げられる。「エレーヌに伝えてくれ、駅前通り120番地」。釈放後パリへ戻るなり、再会した探偵助手が何者かの凶弾に倒れ、彼もまた同じ住所を言い残す――。死に際の台詞、暗号解読、稀代の大泥棒、一同集めての推理披露と、ミステリー要素満載。フランスのハードボイルド小説はここから始まった!

【著者紹介】
レオ・マレ : 1909‐1996。南仏モンペリエ生れ。戦時中に国家反逆罪で収監されドイツの収容所に送られる。フランス帰還後、ハードボイルド小説を書き始めた。1943年発表の『探偵はパリへ還る』が人気を博し、私立探偵ネストール・ビュルマものとしてシリーズ化。数多くの映画、テレビ、バンド・デシネ、戯曲化された。’48年、Le Cinqui`eme Proc´ed´eでフランス推理小説大賞を受賞。シリーズは’84年にポール・フェヴァル大衆文学賞を受賞

田中裕子 (書籍) : フランス語翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 北風

    パリは第二次世界大戦の頃。かなりスマートな印象だが、フランスっぽい感じがない。パリジェンヌは登場するがあまり女っ気がない。フランスの印象ってどんなよ。と思うけど、ハードボイルドって国境を越えても、ハードボイルドって鉄板の男のスタイルがあるよな。だいたい、警察をおちょくっている(笑)。あといつも思うんだけど、なんで探偵ってポケットに銃を入れるのかしら? 絶対重たいし、大きいんだからかたちもはっきりしちゃうんじゃないのか? なんでホルスターに入れないのかしら?

  • 彼方から

    フランスのハードボイルド小説の鼻祖とされる作品だそうで非常に読みやすいのだが、どこか長閑なところがある。暴力性があまりなく、変に気取った台詞ばかりだからだろうか。推理もゆるく、「この結末のためにこの話を準備しました」というようなとってつけた感を覚えてしまった。二、三時間移動する間に読むにはちょうどいい、十津川警部ものみたいな印象。

  • 釜煮蕎麦

    ちゃんとハードボイルド。古さを気にしないでよめれば楽しめると思う。

  • ヤボ

    ★★★☆☆携帯電話もインターネットもない時代、通信手段は台数の限られた電話か電報か手紙。現代を舞台にしたミステリーに慣れた身にはこの緩いスピード感が新鮮だった。犯人はタネ明かしの前に分かってしまったが、まずまず楽しめた。どんでん返しに次ぐどんでん返しが売りのミステリーが多いなかで、シンプルな落ちもたまには良いかも。訳も上手く、翻訳小説にありがちな引っかかる感じがなく読みやすかった。

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