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ISBN 10 : 4834081761
Content Description
『小公女』(2011年刊)に続く古典童話シリーズの新刊は、動物叙事詩の代表的作品です。フランス中世に成立した『狐物語』は、赤毛の性悪狐・ルナールが知恵の限りをつくして森の動物や農村の人間たちとわたりあい、またライオンのノーブル王が君臨する宮廷にあって奔放に策略をめぐらすお話の集成で、のち多くの国に広まって親しまれ、ゲーテの『狐ライネケ』の種本ともなりました。また、ヨゼフ・ラダ作『きつねものがたり』には、森番が息子に読んでやる話として登場しています。 今回の日本語版では、山脇百合子さんの読みやすく生き生きした訳文と、『年をとったワニの話』でもおなじみのL・ショヴォーによる71点の挿絵(「白と黒の魔法」と呼ばれる独特の筆づかいが魅力的!)で、ルナールの痛快な活躍や目も当てられない失敗の数々を楽しんでいただきます。巻末には興味深い作品解説やエッセイを3本収録、こちらも必読です!
【著者紹介】
レオポルド・ショヴォー : 1870年、高名な生理学者の次男としてリヨンに生まれ、のちパリに出て医師となる。アルジェリアでの農場経営、軍医などの経歴をへて、第一次世界大戦終結後は創作活動に専念。アンドレ・ジッドやロジェ・マルタン=デュ=ガールと親交を結び、多数の小説作品を発表、一方で彫刻や絵画の制作にも打ちこむ。最愛の息子・ルノーに語った物語に、みずから墨一色の絵をつけた「アルバム(絵入り本)」を次々に刊行し、ユーモアと機知に富んだ独自の世界を築いた。1940年、ナチス・ドイツの侵攻迫るパリをのがれる旅の途上、ノルマンディーの小村で没した
山脇百合子 : 1941年、東京に生まれる。上智大学卒業。高校三年のとき、同人誌連載時の「いやいやえん」に挿絵を描いたのがきっかけで、子どものためのお話に絵をつける仕事を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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KAZOO
読了日:2017/02/19
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読了日:2015/07/27
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読了日:2016/08/19
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